スマートフォン版へ

しらさぎ賞

  • 2013年04月30日(火) 18時00分
 牝馬同士の別定戦なので、順当に有力馬同士の争いと見る。逃げタイプのナターレ・サクラサクラサクラ両馬が外枠に回り、自在の脚があるクラーベセクレタの勝機と思われる。相手は決め手のあるマニエリスム・レイモニ・ハルサンサンを有力視したが、浦和コースだけに逃げ馬の前残りも考えておきたい。

 ◎クラーベセクレタは戸崎騎手が中央へ転じたため、川島正行厩舎の主戦騎手は今野にバトンタッチ。1キロの斤量増なら問題はなく、好位から抜け出す安定したレースぶりで期待に応えてくれるだろう。

 〇ナターレはこれまで長い距離を使い続けてきたが、1400mでスタートさえ決めれば、そのまま逃げ切る可能性は高い。この馬は的場との相性が抜群である。

 ▲マニエリスムは強敵相手のマリーンCで4着に追い込んだ脚に成長が感じられ、御神本がどう乗るか楽しみといえる。

 ×レイモニの持ち味は鋭い決め手で、先行馬のペースが速くなれば最も怖い1頭。

 注ハルサンサンは石崎駿で3勝の実績があり、好枠を生かせば好勝負も。

 △サクラサクラサクラは好位でのレースが出来るようになり、軽視は禁物だ。

◎07クラーベセクレタ
○11ナターレ
▲09マニエリスム
×06レイモニ
注02ハルサンサン
△12サクラサクラサクラ

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング