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先週も推奨馬が激走! 『単勝二頭流』がNHKマイルCで狙う穴馬とは!?

  • 2013年05月02日(木) 18時00分
担当編集者(以下、編) 石橋さん、担当が僕に替わってすぐに推奨馬が結果を出すとか、やっぱり僕らは相性がいいんですね。

石橋 武(以下、石) は? 先週ここで挙げたトーセンラーのことを言ってるの?

 ええ。

いや、あれぐらいは普通でしょ。というか、そもそもキミに替わる前から、ちゃんと推奨馬は走ってくれてるし。

あ、やっぱり(笑)。でも、あれですよね。石橋さんが配信している前日予想で青葉賞の本命がヒラボクディープだったのは、担当が替わったおかげもありますよね。

全然ないでしょ。そもそもあの予想はキミになんの関係もないじゃん。まあ、予想を見てくれたのはありがたいけど(笑)。

じゃあ、僕が予想を見たおかげか。

違うし(笑)。

まあ、冗談はさておき、それにしても青葉賞ではよくヒラボクディープ(7人気)に本命を打てましたね。単勝オッズで25倍ぐらいついていましたけど。

24.6倍かな。正直、あんなにつくと思わなかったけど。オイシイよね。

ええ。ヒラボクディープのどのあたりを評価していたんですか?

予想を読んだんじゃないのか?

えっと、買い目だけ(笑)。

なんだ、ちゃんと読めよ(笑)。というか、終わったレースをここでくどくど話してもしょうがないでしょ。さっき僕のブログ(http://keibat.blog.fc2.com/)でその話をしてきたから、そっちを見ておいてよ。

お、さすが用意周到。

まあ、その話になったのは偶然だけど(笑)。

じゃあ、ここではいつも通りに週末の注目馬についてお話しいただきましょうか。NHKマイルCについてなんですけど、3歳のこの時期ではまだ東京コース未経験とか、走ったことはあっても1回とかの馬が多いですよね。

そうだね。そういう意味では同コース実績がないからといって、一概にダメとは言えないよね。

こういう場合って、どのあたりを重視すればいいんですか?

そのレースにもよるんだけど、NHKマイルCの場合は短距離実績かな。あくまで穴馬の場合だけど

と言いますと?

NHKマイルCの近5年でふたケタ人気で馬券に絡んでいる馬って、スプリント路線から参戦してきている馬が多いんだよ。

え〜と、5年前のダノンゴーゴー(15人気3着)は2走前にファルコンSで1着、4年前のジョーカプチーノ(10人気1着)も2走前にファルコンSで1着、グランプリエンゼル(13人気3着)は前走、橘Sで1着……。ホントだ、去年の3着馬クラレント以外はみんなスプリント戦で結果を出している馬ですね。

そうなんだよ。東京芝1600mだけにタフで長い距離からの転戦馬のほうがというイメージがあるだろうけど、ふたケタ人気の穴馬に関しては短距離実績を評価しておきたいんだ。ちなみに人気馬は1800m実績とか長めの距離実績があるといいよ。

なるほど〜。で、石橋さんは現時点でどの馬に注目しているんですか?

まずはローガンサファイア。

2走前にスプリント戦を勝っていますね。

そうだね。前走も(今回より)1ハロン短い1400m戦で圧勝しているし、短距離実績は文句なし。

たしかに。

さらに上位人気に推されそうな馬に先行タイプが多いのも、後ろから行くこの馬にとってはプラスになりそう。面白い1頭だと思うよ。

そうですね。

続いてモグモグパクパクにも注目しておこう。

ああ、去年の暮れにスプリント戦を連勝していますね。

そういうこと。今回は叩き3走目でもあるし、上昇度も含めて期待できるんじゃないかな。

あともう1頭挙げるとしたら?

ちょっと傾向を変えてフラムドグロワール。

スプリント実績はありませんけど、この馬はどの点を評価したんでしょう?

あえて人気馬よりの見方をした1頭を入れたんだけど、この馬は3走前に今回より1ハロン長い1800mで勝っているでしょ?

いちょうSですよね。

そうそう、人気馬を見るときには1800〜2000mでの実績が大切なんだ。

たしかに1800mの毎日杯とか、スプリングS好走馬がよく走っていますよね。

でしょ? まあ、実際にはフラムドグロワールは京成杯の惨敗と休み明けで人気を落とすんだけど、実績的には人気馬に劣らないからね。あえて名前を挙げてみた。

助かります。人気馬としてチェックしてみたら、意外と人気がなかったパターンということでいいですよね(笑)。

まあ、そういう感じで(笑)。今のところはこんなところでしょうか。あとはブログ(http://keibat.blog.fc2.com/)で公開する「単勝二頭流」該当馬とか、興味のある方は週末の予想なんかもチェックしていただければと。

わかりました。今週もヒラボクディープのような穴馬を期待してますね。石橋さん、どうもありがとうございました。

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1964年東京生まれ。2012年12月『単勝二頭流』(東邦出版・発行)で、競馬本作家としてデビュー。パチンコからパチスロ、麻雀、競馬、競艇、競輪、果ては株や先物取引、FXまで手広く(?)手がける根っからのギャンブラー。一時期、競馬から遠ざかったこともあったが、3連単の発売を機に復帰。現在は、最も儲かるという競馬を主戦場に選んでいる。独自の理論「単勝二頭流」の構築後も、さらなる飛躍を目指して切磋琢磨する日々。

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