スマートフォン版へ

東京湾カップ

  • 2013年05月07日(火) 18時00分
 東京ダービーのトライアルレースとして定着し、デビューの遅れた素質馬が参戦する興味深いレースである。クラウンカップ(川崎1600m)を快勝したアイメイジアを本命に推すが、イヴアルブ・エスケイロード・キタサンオーゴンにも逆転のチャンスはあり、牝馬ながら挑戦のフルーツサンデーと調教内容の目立つロイヤルパワーも軽視はできない。

 ◎アイメイジアは馬込みを怖がる馬だが、クラウンカップでは吉原が外から仕掛けて突き抜けた。中2週の競馬になるが調教の動きは良く、船橋(2・1・2・0)の実績からも本命馬として期待する。

 〇イヴアルブはデビューから3連勝の大物で、船橋の勝ち星もあり、どこからでもレースが出来る自在性を高く評価したい。

 ▲エスケイロードは(2・2・0・1)の地元コースでレースが出来る強みがあり、出遅れ癖さえ克服すれば優勝も可能だろう。

 ×キタサンオーゴンも出遅れ癖を抱えているが、1700mなら怖い存在である。

 注フルーツサンデーは戸崎で無理なく先行できれば、牡馬相手でも通用するはず。追い切りの動きも目立って良くなっている。

 △ロイヤルパワー長目を追われて好気合だけに、必ずおさえたい1頭だ。

◎5アイメイジア
○2イヴアルブ
▲9エスケイロード
×11キタサンオーゴン
注7フルーツサンデー
△8ロイヤルパワー

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング