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大井記念

  • 2013年05月14日(火) 18時00分
 南関東で行われる最長距離のダート戦で、近走の成績は一息でも長距離得意な馬の活躍が目立つ。金盃(2月)で1、2着したトーセンルーチェ・フォーティファイド両馬が中心で、引き続き御神本が手綱を取るフォーティファイドを私は本命に推す。穴はアドマイヤシャトル・テラザクラウドと思われるが、昨年の2着馬ピサノエミレーツと好調牝馬アスカリーブルにも注意したい。

 ◎フォーティファイドは金盃でトーセンルーチェに惜敗したものの、前走を圧勝して調子は上昇カーブ。大井は[2-3-4-1]と好成績を残しており、乗り慣れた御神本で優勝のチャンスは高まった。

 〇トーセンルーチェは好調教を見せて連覇を狙うが、張田から手が変わった点で対抗の評価が妥当だろう。

 ▲アドマイヤシャトルは血統的に長距離をこなすはずで、この馬に熱い期待を寄せている山崎の騎乗が楽しみである。

 ×テラザクラウドは久しぶりの前走を使われて気合いが一変。加えて大井コース7勝の実績から、最も面白い1頭といえる。

 注ピサノエミレーツは取消し後だが仕上がり状態は良く、長距離得意で怖い。

 △アスカリーブルは牝馬ながら大井コースと長距離に強く軽視はできない。

◎11フォーティファイド
○06トーセンルーチェ
▲04アドマイヤシャトル
×16テラザクラウド
注14ピサノエミレーツ
△12アスカリーブル

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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