先週のオークスは、ディープインパクト産駒の中では最も重い印を打った
エバーブロッサムがディープ産駒では最先着。最も薄い印にした
レッドオーヴァルは17着。
今年のGIシリーズでは4度本命にしたディープ産駒が3度連対したように、ディープ産駒の配合や戦歴の傾向は、ある程度読めているつもりですが、今のところは「走るディープ」を買うよりも「走らないディープ」を利用する方が、馬券においては有効な局面が多い印象はあります。
先週も、ディープ産駒の特徴を知っているプレイヤーにとってはオークス前の10レース、フリーウェイSが馬券のハイライトだったのではないでしょうか。
このレースは、3頭出走していたディープインパクト産駒は、1人気を含め全滅。
勝ったのはスプリント王国、豪州産の
ランリョウオー。2着は世界の名スプリンター・ロードカナロアの弟
ロードガルーダ。3着もスプリントGIの名血フジキセキ産駒の
ネオザウイナー。ホームページでも勝負レースに指定して3連単713倍を的中させたように「ディープを消して、スプリントの名血」を買うという作戦が見事にハマりました。
ほくほく顔で「東京10ではディープを消して大儲け。東京11はディープだけを買って大儲け」と調子に乗って買ったのですが、スズカマンボ産駒に完敗。もっとも、オークスはレース前にディープ産駒以外から馬券を買うのは難しいので、東京10レースでオークスをいくら損しても大丈夫なくらい儲けておくのが、この日のディープ産駒との付き合い方。と割り切ることにしました。
さて、今週はダービーです。ディープ産駒のニックス配合でもある
キズナは、ダービーでも買えるパターンのディープインパクト産駒。この馬を消しては馬券を取れないのではないでしょうか。といって、配当的な魅力が高いともいえないのが悩ましいところ。
馬券妙味と先週の馬場傾向を重視するならば、フジキセキ産駒はどうでしょうか?
先週の東京芝はフジキセキ産駒が大爆発。土曜はメインレース、メイSでフジキセキ産駒の
タムロスカイが単勝192倍で勝利。10レースは14人気の
デンファレが2着。11人気の
コルノグランデが11人気で5着。5レースは9人気の
ゴールデンファレノが9人気で3着。9人気以下の人気薄4頭がすべて掲示板に載りました。
翌日もフリーウェイSでフジキセキ産駒の
ネオザウイナーが3連単713倍の的中に貢献してくれたのをはじめ、8人気以下の人気薄5頭すべてが掲示板に。オークスでも
フロアクラフトが17人気ながら5着。
年々ダート短距離指向の軽い血を持つ馬が走りやすくなっている傾向もフジキセキ産駒には追い風。
メイケイペガスター、
タマモベストプレイは、最近の東京芝の傾向からは面白い血統となります。
また、先週のオークスの勝ち馬
メイショウマンボの父、スズカマンボの母父はキングマンボ。キングマンボの血の東京芝2400mGIでの破壊力を改めて思い知らされることにもなりました。
エイシンフラッシュ、
ローズキングダム、
ベルシャザールもキングマンボ系でダービーで馬券になった馬。キングカメハメハ産駒の
コディーノはダービーでこその血統ではあります。
追伸
大阪の注目の裁判。個人的には、競馬ファンの勝利だと思います。
あとはJRAのホームページのよくある質問に
Q:
JRAから第三者に通帳を見せることはありますか?
A:
JRA側から第三者に見せることは一切ございません
と載せていただければ、多くのヘヴィープレイヤーは納得することでしょう。
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