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東京ダービー

  • 2013年06月04日(火) 18時00分
 羽田盃を圧勝したアウトジェネラルが絶好の1番枠を引いて断然の優位に立った。2着馬ソルテ・3着に追い込んだインサイドザパーク・4着馬ジェネラルグラントの3頭は、展開次第で着順が入れ替わると思われる。羽田盃上位組が人気を集める一方で、別路線組が高配当を生む可能性も高く、アメイジア・イヴアルブ両馬を警戒したい。

 ◎アウトジェネラルの羽田盃は4コーナー手前で内の4番手につけ、直線は追うごとに2着馬を離す横綱相撲。調教の動きはさらに良くなり、最内枠から自在の脚を使うレースぶりも信頼できる。

 〇ソルテは前々でレースが出来るようになり、今開催の活躍が目覚ましい真島の騎乗も強い味方。大外枠を引いた真島が、どんなレースをしてアウトジェネラルに迫るかが楽しみである。

 ▲ジェネラルグラントの羽田盃4着は「攻め馬が強すぎたから」と陣営は反省。今回は馬をリラックスさせて雪辱を狙っている。

 ×インサイドザパークの鋭い決め手は、2000mでさらに期待が膨らむ。

 注アメイジアは1600m→1700mと連勝しての挑戦だけに軽視は禁物だ。

 △イヴアルブは距離が延びて鞍上が岩田となれば、ぜひおさえたい1頭。

◎01アウトジェネラル
○14ソルテ
▲07ジェネラルグラント
×12インサイドザパーク
注08アメイジア
△11イヴアルブ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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