CBC賞は人気通りの決着。勝ったのは1番人気のマジンプロスパーでした。デキは素晴らしく、正にハンデだけという感じ。好位追走から楽なペースで逃げたハクサンムーンをきっちりと捕らえ切り優勝。昨年に続き、ハンデをものともしない勝ちっぷりでした。ここのことろ勝ち切れない競馬が続いていましたが、これがいいきっかけになりそうです。
2着のハクサンムーンは前走と比べてプラス16キロの馬体重で余裕残しの仕上げも、筋肉の柔らかさが目立つ馬体でした。二の脚はもの凄く速いのに、ゲートが悪いという以前に比べて、ゲートの出も良くなっていますし、それに伴って安定感が増してきました。今回は楽にいけた分の粘りだと思いますが、絞れてくれば多少ペースが速くなっても大丈夫でしょう。
3着のサドンストームはいつもボッテリと見せる馬ですが、この馬にしては無駄肉なく、それでいながら筋肉の張りは抜群。非常に良い仕上がりでした。前半3ハロンのタイムが34.2秒と重賞級としてはかなり遅いペースの分3着までが精いっぱいでしたが、このクラスの馬とやっても十分戦えることを証明しました。次走も引き続き楽しみです。
4着のザッハトルテは無駄なく好仕上がり。距離は1400mがベストの印象ですが、1200mでも対応できるところを見せられたと思います。
5着のバーバラは馬体重が12キロ増えていましたが、太いところは全くなかったと思います。返し馬の動きも良くて期待しましたが、現状は力負けというところだと思います。いずれは通用するでしょう。
6着のヘニーハウンドは腹の線が細くて、トモの張りもあと一張り欲しい体付き。この辺りが良くなればもっと走れると思います。
13着のヤマカツハクリュウは一叩きされて良くなっていましたが流れも向かず惨敗しました。ただ、距離も短かったと思いますし、1400m以上の距離で巻き返しを期待したいと思います。
とりあえず、エーシンダックマンはスタートが決まっていたので、行くだけ行って欲しかったですね。スプリントの重賞で前半3ハロン34.2秒の競馬とかやめて欲しいですね。
【次走の狙い馬】
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シャイニープリンス筋肉に弾力が出て良くなってきた。左回り又はコーナーの少ない条件で。
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ガイヤースヴェルトスローペースで終始外を回らされたのが敗因。距離もマイルくらいの方が良さそう。
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サドンストーム今回は流れが合わず。ある程度流れるメンバーなら勝ち負け。洋芝なら更に。
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ブロードソード良くなってきているし、次はもっとやれそう。距離短縮なら更に。
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アドマイヤコング馬格のあるパワータイプが有利な馬場が敗因。脚抜きの良い馬場なら。