52回目の挑戦者は、[でる単]でお馴染みの加納裕一氏です。
7月19日に発売された5年ぶりの新刊、競馬王新書『[でる単]式 着順固定作法』では、[でる単]の集大成といえる四十八手の馬券格言が収録されています。40年以上、厩舎の思惑を読んでの単複勝負にこだわり続けてきた加納氏の、明日の勝負レースにご注目ください!

加納裕一
◆今週のチャレンジャー…加納裕一
◆普段の予想スタイル…「厩舎の意図は着順に表れる」「すべての馬券の基本は単勝にあり」を予想理論の根幹として、厩舎の意図・思惑を読んだ予想で40年以上、単複勝負し続けている。「無駄な馬券は買わない」がポリシーで、3連単も軸1頭マルチ4点(36点)までに抑えるのが基本。
◆得意レース…ハンデ戦。各馬の能力とハンデのバランスを独自の分析により診断し、該当レースでアドバンテージの高い「すごく有利」と出た馬のなかから、厩舎のパフォーマンス(思惑)&馬の能力を加味して単複馬を決定。
◆参考にするファクター…陣営の思惑と馬の能力を読み取り、今回のレース条件や季節、ローテーションなどがその馬の勝ち負け(単複)に繋がるかを判断する。また、狙った馬の好走条件や勝負どころを書きとめておくマイ厩舎作りによって、確実に追っかけ馬の勝負時を狙い撃つ。
◆加納裕一氏のプロフィールの詳細、馬券サバイバーのルールは、
競馬王ブログをご覧ください。
◆勝負レース◆
(日)福島10R 横手特別
得意レースのハンデ戦から中京記念を狙いたかったのですが、今回はハンデ以外のファクターが結果に影響しそうでハンデ分析だけで結論を出すことは難しいと見て見送り。定量戦のこのレースをチョイスしました。
4歳以降は2走するとガタが来て休むパターンが多いもので、3回続けて使えること自体がまず大きなプラス材料。また、今回の休み明けは2→4着で着順だけでは一見後退したように見えますが、自身の前後半のラップは35秒4→36秒6から36秒4→35秒5で、同じ逃げを打って負けたとはいえ大きく改善。初の福島遠征ですが、100m延びても息の入りやすい小回り1700mはずっと向くはず。流れを考えると「行った行った」も十分にあり得ます。
◎03.ロジスプリング
○15.セイカフォルトゥナ
単勝 03 70%
ワイド 03-15 30%
◆来週のチャレンジャーは…休養明け馬券術・小倉の馬券師Tです。
![『[でる単]式 着順固定作法』](https://cdn.netkeiba.com/img.news/style/netkeiba.ja/data/keibaoh/derutan_250.jpg)
『[でる単]式 着順固定作法』
●加納裕一の新刊、『[でる単]式 着順固定作法』7月19日発売!!「厩舎の意図は着順に表れる!」を予想の根幹として、40年以上、厩舎の意図・思惑を読み続け、単複にこだわり続け勝利を手にしてきた、加納式単複馬券術=[でる単]の新刊が5年ぶりに発売となりました!
今作は、「その時期にはその時期特有の勝ち方がある」ということから、季節を意識して月ごとに重視すべき馬券作法を夏→秋→冬→春の順に格言にして並べました。また、最終章には「どの時期にも共通していえること」として、[でる単]ならではの格言が収録されています。格言にはすべて過去1年以内の実践例付きで、活用方法も理解いただける作りとなっています。さらに、「厩舎」「騎手」「買い方」などのアイコンで、どの部分に注目したものかというわかりやすさをサポートしています。
3連単やWIN5を少点数で仕留めるためにも、「“このレースではどの馬が買いか”ではなく、“この馬はどのレースで買えるか”」という[でる単]流を知り、皆さんの予想&馬券に役立てていただければと思います。
[でる単]の集大成ともいえる四十八手の馬券作法、ぜひお楽しみください。