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サンタアニタトロフィー

  • 2013年07月30日(火) 18時00分
 大井内回り1600mは圧倒的に先行馬が有利で、3連勝中のセイントメモリーが絶好枠を引いて連軸はかたいと見た。相手はスマートジョーカー・プーラヴィーダ・サチノシェーバーの3頭を有力視したが、末脚の切れるカキツバタロイヤルと先行して折り合った時のピエールタイガーも軽視はできない。

 ◎セイントメモリーは大井8勝の実績を持ち、3連勝で前走の京成盃GMを制して本格化。この3連勝をもたらした本橋が、1番枠を味方に、得意の逃げで重賞連覇にリーチをかけた。

 〇スマートジョーカーは京成盃GMで5着に終わったが、今回は好枠と武豊の手綱で好位マークの競馬をするはず。目標馬が決まっているだけに、武の乗り方が楽しみといえる。

 ▲プーラヴィーダは昨年の東京ダービー2着馬で、勝島王冠を制して以来の登場だが、追い切りの動きに不安は感じられない。連対を外していない大井で、相性の良い戸崎なら、当日の気配に注目したい。

 ×サチノシェーバーが3走前にセイントメモリーの2着に食い込んだ実力は怖い。

 注カキツバタロイヤルはハイペースになった場合に、末脚を発揮する。

 △ピエールタイガーは2番手でうまく折り合えば、上位も可能になる。

◎1セイントメモリー
○3スマートジョーカー
▲9プーラヴィーダ
×7サチノシェーバー
注8カキツバタロイヤル
△10ピエールタイガー

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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