過去5年の小倉記念でトニービンの血を持つ馬はのべ12頭で6頭が馬券に。勝率25%。複勝率50%。単勝回収率は770%。複勝回収率は360%。
2007年はただ1頭の出走馬サンレイジャスパーが6人気で1着。08年は出走馬2頭がいずれも馬券になれず。09年もただ1頭の出走馬、ダンスアジョイが16人気で1着。2010年は該当馬5頭。1着は9人気のニホンピロレガーロ。2着は4人気2着のバトルバニアン。トニービンの血を持つ馬が1、2着で馬連は89倍。3連単は12万馬券。
2011年は該当馬が3頭。トニービンの血を持つキタサンアミーゴが15人気で2着。8人気のリクエストソングが8人気3着で3連単87万馬券。2012年は出走馬がなし。
なお、今年の小倉記念でトニービンの血を持つ馬はメイショウナルト、セイクリッドセブンの2頭。
ところで、先週の小倉芝1200mの2歳戦はヨハネスブルグとコマンズが大暴れ。ヨハネスブルグ産駒は小倉芝1200mに出走した2頭がいずれも連対。コマンズ産駒も小倉芝1200mに出走した3頭のうち、2頭が勝利。
ヨハネスブルグは現役時代、2歳戦は7戦7勝。芝1200mGIも勝ち、ブリーダーズカップジュベナイルも勝利した馬。コマンズは世界一、2歳芝1200m戦のレベルが高い豪州の一流種牡馬。
小倉芝1200mの2歳戦は、芝1200m、2歳戦の名血ヨハネスブルグ、コマンズにとっては、格好の草刈り場なのです。
実際、先週は土曜の小倉1レース(芝1200m)をホームページで公開している勝負レースに指定。コマンズ産駒のハッシュを本命にして単勝23倍の好配当を獲得。
と都合の良いことだけ書きましたが、実は日曜の1レース(小倉芝1200m)はコマンズ産駒とヨハネスブルグ産駒が1、2着も、唯一馬券にならなかったコマンズ産駒を本命にしたので、ハズレ。トニービンが走ることもコマンズやヨハネスブルグが走ることを知っていても、必ず当たるとは限らないのが競馬の難しいところですが、知っていればトータルでは有利なこともまた事実。今週末も、今の小倉芝の名血に注目です。
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亀谷敬正氏のコラムにつきまして、7月5日よりコラム内容をリニューアルし、公開時間を金曜日18時の1回、と変更させていただきました。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。