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先週はオススメ馬が上位を独占! 関屋記念の注目穴馬もチェック!

  • 2013年08月08日(木) 18時00分
担当編集者(以下、編) 石橋さん、先週のこの対談の精度すごくないですか?

石橋 武(以下、石) なんだったっけ? ああ、レパードS?

 そうです。激走の条件に合致するけど人気どころといっていた3頭(インカンテーション、サトノプリンシパル、ケイアイレオーネ)が1〜3着、で人気薄ということで名前を挙げたジェベルムーサ、ドコフクカゼ、シグナルプロシードが4〜6着。

 結果、ガチガチで決まるというね(笑)。ジェベルムーサも結局人気だったし。

 たしかに結果はそうなんですけど、好走するだろうと挙げた6頭がそのまま1〜6着を占めるってすごくないですか? 特に大穴として推奨したドコフクカゼなんて単勝万馬券(13人気5着)でしたから。

 ドコフクカゼは頑張ったよね。できれば馬券に絡んでほしかったけど。まあ、欲を言ったらキリがないけどさ。

 でもそのぶん小倉記念で好配当ゲットだったじゃないですか。

 馬連だったらまだしも3連単28,220円の的中で好配当ゲットと言えるかどうか(笑)。

 まあ、微妙っちゃ微妙ですけど(笑)。でも人気の本命◎メイショウナルトからの一撃はさすが。こちらも印を打った馬が上位1〜7着まで独占しましたよね。

 ん〜、まあ、上位独占とかあんまり関係ないかな。結局、馬券になるのは1〜3着なわけだし。反対に1〜3着は当たったけど4着、5着が無印だったからダメ〜って言われても困るわけで(笑)。

 たしかに(笑)。

 なので、まあ、この対談では今まで同様に激走の期待が高い穴馬を挙げていきますので、その3頭が上位独占しなかったとかそんな厳しい目で見ることなく(笑)、今まで通り温かい目でご覧いただければと。

 誰もそんな厳しい目で見てませんって。そもそも穴馬で3頭独占とかハードル高すぎるでしょ(笑)。

 わかっていただけているならOKです。

 はい、じゃあそろそろ今週の注目レース関屋記念のお話を伺っていきましょうか。石橋さん、今週の関屋記念はどの3頭が上位を独占するんでしょうか?

 おいっ!

 ウソウソ、冗談ですって(笑)。はい、仕切り直しで。石橋さん、関屋記念の現時点での穴馬を教えて下さい。

 ……ったく。はい、じゃあまずはゴールデングローブですね。この馬は戦績からもわかる通り、典型的な新潟巧者ですよね。

 そうですね。新潟芝コースでは【3-0-1-0】と馬券圏内を外していませんよね。

 走った4戦はすべて今回の芝1600m、プラスマイナス400m以内の芝1800m、芝2000mと、『単勝二頭流』でいうところの同コース実績は抜群。前走はマイル戦で7着だったとはいえ、超がつくくらい久々のマイル戦がGIっていうのはさすがに厳しかった。

 マイルはデビュー戦以来でしたからね。

 そう。その割には勝ち馬から2馬身差まで詰め寄っているし、評価できるレース内容だった。

 スローの展開を後ろからで、流れも不向きでしたし。

 そうだね。キミが言ったようにスローで展開不向きだったと見るか、スローだからマイルの流れにもついていけたと見るか、ここが同馬の評価のポイントではあるけど、僕は今回も期待できると見た。

 僕も期待したいです。

 続いてザラストロ。

 えっ!?

 なに?

 ザラストロ、大丈夫ですか?

 そんなの走ってみるまでわからないよ(笑)。ただ賭ける価値は十分にあると思うよ。

 たしかに未勝利戦、続く新潟2歳Sを今回と同じ新潟芝1600mで勝っていますけど。

 そのあとは鳴かず飛ばずだからね。

 そうなんですよ。単純に早熟だったんじゃないかと。

 まあ、その可能性は否定しないけどね。ただこの馬って、後ろから行っているにせよ、最後の脚だけはきちんと使うんだ。

 たしかに。

 だから前走のように適度に馬場が荒れて、かつ直線の長いコースであれば、つまり追い込みが効きやすい馬場なら上位を狙える。

 前走も7着とはいえ、勝ち馬との差は2馬身半。もうちょっと展開が向けばさらに数頭かわせていましたよね。

 うん。他力本願な馬だけに展開とか馬場とかいろいろと注文がつくけど、そういう意味で、今回、新潟2歳S以来の新潟マイルで走れるというのは面白い。どうせ人気はないんだし、さっきも言ったように同馬の一発に賭ける価値はあると思うよ。

 なるほど。この馬がいつ走るのかを考えるというより、この馬が走れる条件を探るとこのレースになるというイメージですね。

 まさに。

 たしかに一発があるならココという気がしてきました。

 あとはランリョウオー。この馬もコンスタントにいい脚を使っているよね。新潟マイルの経験もあるし(2着)、馬券圏内は十分にあり得る。今のところはこの3頭が注目穴馬かな。

 わかりました。では、この3頭が上位独占してくれることを期待しつつ、週末のレースを楽しみに待ちましょうか。

 しつこいっ!

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1964年東京生まれ。2012年12月『単勝二頭流』(東邦出版・発行)で、競馬本作家としてデビュー。パチンコからパチスロ、麻雀、競馬、競艇、競輪、果ては株や先物取引、FXまで手広く(?)手がける根っからのギャンブラー。一時期、競馬から遠ざかったこともあったが、3連単の発売を機に復帰。現在は、最も儲かるという競馬を主戦場に選んでいる。独自の理論「単勝二頭流」の構築後も、さらなる飛躍を目指して切磋琢磨する日々。

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