18日の小倉GIII北九州記念のゴール前。勝ち馬ツルマルレオンにニンジャが迫った時の実況は「ニンジャが忍び寄る!」…宮厩舎の関係者は「うまいこと言うやんか」と感心したという。
馬名をいじった面白い実況といえば、07年若駒Sで、しぶとく逃げ残るモチに対して実況アナが「モチが粘る。モチが粘る」と連呼して、思わず場内から笑いが起きたことがあった。
他には10年七夕賞を勝ったドモナラズに対して「どうにかなった、ドモナラズ」というのもあった。
こうした馬名を使った言葉遊びのようなものは、新聞紙上でも散見される。かつて、キョウワユウショウという馬が大きなレースに使う時には必ずといっていいほど「今日は優勝!」という見出しが躍ったとか。先週の北九州記念で厩舎初重賞Vを狙った牧田調教師は、ザッハトルテの追い切り記事を載せた某スポーツ紙の「初重賞トルデ」という見出しを見て大いに気を良くしたとか。
結果は…ブービー14着だったが、これで意気消沈しないのが牧田師。今週改めて厩舎初重賞Vを狙う新潟2歳Sモズハツコイに関してこんな見出しを提案してきた。
「『モズ、ハツ重賞コイ!』というのはどうですか。なかなかいいでしょ」
今年で厩舎開業3年目となる牧田師。このところ重賞出走回数も増えており、今年はカシノピカチュウで2着2回と、Vを意識できるところまで迫ってきた。まさに今が「ハツ重賞コイ」の好機なのだ。
「前走は直線遊びながら走って同じ週の中京2歳2より勝ち時計が速かったぐらい。状態も使うごとに良くなっているし、楽しみです」とトレーナー。レース後にはハツ重賞コイではなく、ハツ重賞キタ!となることを期待したい。
(栗東の坂路野郎・高岡功)
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