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アフター5スター賞

  • 2013年08月27日(火) 18時00分
 以前は「先行馬有利」だった大井1200mの重賞だが、最近は追い込み馬の健闘が目立つ。となれば3連勝中の3歳馬ハードデイズナイトが50キロなら、優勝の可能性は高い。強敵はミヤサンキューティ・サイオン・フジノウェーブと思われるが、展開次第ではスターボード・アイディンパワー両馬も上位食い込みが考えられる。

 ◎ハードデイズナイトの持ちタイム1分12秒は古馬勢に劣るものの、3連勝の勢いに加え50キロの斤量ならタイム短縮は可能と見た。ここ2年ほどでメキメキ腕を上げた山崎が、どう乗るかも楽しみである。

 〇ミヤサンキューティは先行タイプの馬だったが、最近は自在性を身につけ、大井コース9勝の実績は高く評価できる。

 ▲サイオンは転厩初戦の前走は5着と今一息に終わったものの、使われての気合い上昇が目立ち、中央時の持ちタイムから重視したい。

 ×フジノウェーブは当日の状態次第だが、11歳でも軽視はできない馬だ。

 注スターボードは出遅れやレース中の不利でムラな成績だが、乗り慣れた戸崎がスタートを決めれば好勝負に持ち込めるはず。

 △アイディンパワーは的場が前を巧くさばけば、鋭い決め手は侮れない。

◎09ハードデイズナイト
○13ミヤサンキューティ
▲11サイオン
×10フジノウェーブ
注06スターボード
△05アイディンパワー

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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