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オーバルスプリント

  • 2013年09月11日(水) 18時00分
 ドバイ遠征後のクラスターCを59キロで健闘したタイセイレジェンドの中心は揺るがない。この馬に挑戦する中央のエーシンウェズン・ガンジス両馬を強敵と見たが、4連勝の地方馬セイントメモリーにも優勝の可能性は十分にある。他では絶好枠に恵まれたナイキマドリードと地方の水に慣れてきたジョーメテオも軽視はできない。

 ◎タイセイレジェンドは久々のクラスターCを叩かれて気合い上昇。大柄な馬体なので59キロは問題なく、先行して抜け出す安定したレースぶりから勝機到来と見た。

 〇エーシンウェズンは追い込みタイプだから外枠は好都合と思われ、小回りコースを意識した「早めの競馬」を心掛ければ優勝は可能。

 ▲セイントメモリーは本橋とのコンビで4連勝の上り馬。ペース判断の正確な彼の騎乗で、中央馬を尻目に逃げ切る公算は高い。

 ×ガンジスの前走は落鉄が原因でエーシンウェズンに惜敗。今回は好枠に加え54キロなら雪辱のチャンスだろう。

 注ナイキマドリードは5勝の浦和巧者で、最内枠を味方に善戦は可能。

 △ジョーメテオは坂井がマイペースで追い込みにかければ怖い存在。

◎7タイセイレジェンド
○11エーシンウェズン
▲6セイントメモリー
×5ガンジス
注1ナイキマドリード
△4ジョーメテオ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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