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宮浦正行調教師(大井)/天皇賞・秋 特別編 『トウケイヘイローの父ゴールドヘイローの主戦を直撃』

  • 2013年10月24日(木) 18時00分
ゴールドヘイローの主戦を務めた宮浦正行調教師
今年に入って一気に本格化したトウケイヘイローは、天皇賞秋でも有力の1頭。その父であるゴールドヘイローは大井で活躍した馬で、産駒たちの活躍により、今再び注目が集まっている。ゴールドヘイローの主戦を務めたのは、川田将雅騎手の伯父にあたる、大井の宮浦正行調教師。ハツシバオーやイナリワンの主戦も務めた名手が、当時の想い出を語ってくれた。(取材・文/赤見千尋)


◆脚部不安に悩まされた現役時代

 1999年、大井競馬場に一頭の競走馬がやって来た。彼の名はゴールドヘイロー。父サンデーサイレンス、母父シーキングザゴールドで、当時の大井に入厩するには異例の良血馬だった。

「ちょっと緩かったけど、柔らかくてバネがありました。スピードと脚捌がすごく良かったので、一番上のクラスでも十分戦えるなと思いましたね」

 イナリワンを育てた名伯楽・福永二三雄調教師が惚れ込んだ一頭。宮浦は厩舎に来た初日から跨り、すぐに能力の高さを感じたという。

「イナリワンは、これで走るのかな? というくらいグラグラで(笑)。トビが大きいし緩いから、大井の角馬場ではよく躓いて、乗ってて怖いくらいでした。でも速いところに行くと、バーンと走りが変わるんです。これは走るなと。ゴールドヘイローも、やっぱり時計を出した時にすごくいい走りでした」

 周囲の期待通りに、新馬戦1番人気で勝利。後に重賞6勝と活躍することになるコアレスハンターを楽に突き離す快勝劇だった。しかし、ここからゴールドヘイローは

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GIの注目馬にスポットを当て、主戦騎手や管理調教師を独占取材するnetkeibaのスペシャルインタビュー。GIに向けた意気込みや中間の調整過程、レース後に直撃し、戦いの舞台裏にあった知られざる真実を語っていただきます。

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