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平和賞

  • 2013年10月29日(火) 18時00分
 鎌倉記念→平和賞と連覇した今年の東京ダービー馬・インサイドザパークが勝った昨年に比べ、今年の平和賞は混戦模様で馬券的に面白い。太目を叩かれて良化したウィーゴーを本命視したが、2連勝中のファイトと北海道から移籍のナイトバロンも優勝のチャンスはある。他ではシオサイ・ライブリーソウル・ソードオブホロウに注目したい。

 ◎ウィーゴーの前走は外枠からの逃げと太目の体で3着に惜敗したが、今回は好枠を引き当てて雪辱のチャンス。昨年のダービー馬プレティオラスを兄に持つ良血で、無理に逃げなくても好勝負は可能だ。

 〇ファイトは1200m→1600mと連勝しての登場で、「抑えが利くのでハナにはこだわらない」と厩舎サイドは自信のコメント。

 ▲ナイトバロンは道営からの転厩馬で、当日にイレ込んでいなければ鋭い決め手が期待できる。

 ×シオサイは地元コース2戦無敗の好調馬で、好位から伸びるレース内容は高く評価できる。

 注ライブリーソウルは長距離経験と自在性のある足が魅力で軽視できない。

 △ソードオブホロウの前走は出遅れが敗因で、調教はさらに良く要注意。

◎04ウィーゴー
○06ファイト
▲12ナイトバロン
×13シオサイ
注08ライブリーソウル
△14ソードオブホロウ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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