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クイーン賞

  • 2013年12月03日(火) 18時00分


◆乗り慣れた吉田隼の手綱で勝機到来、アクティビューティ

 強力な中央勢のアクティビューティ・アムールポエジー・カラフルデイズを相手に、迎え撃つ地方勢のクラーベセクレタ・カイカヨソウ・サクラサクラサクラがどう戦うか、楽しみな牝馬重賞となった。2着続きのアクティビューティに勝機到来と見たが、アムールポエジー・カラフルデイズ・クラーベセクレタにも優勝のチャンスはあり、カイカヨソウとサクラサクラサクラも軽視はできない。

 ◎アクティビューティはスタート難が解消されて成績が安定し、調教内容にも好調さが感じられる。乗り慣れた吉田隼が好枠を生かして早めの競馬をすれば、重賞制覇の夢が叶う。

 〇アムールポエジーは初コースながら、追ってしぶといタイプだけに、熱心な調教が好結果につながるはずだ。

 ▲カラフルデイズは関東オークス優勝・TCK女王盃2着の実績があり、好調教をされてダート戦に復帰した今回は怖い。

 ×クラーベセクレタは地元の船橋コースで連対を外したことがなく、乗り慣れた戸崎で優勝のチャンスが生まれた。

 注カイカヨソウは53キロで好枠を引き、最も侮れない穴馬といえる。

 △サクラサクラサクラは逃げて巧い山崎が絶好枠に恵まれて要注意だろう。

◎04アクティビューティ
○11アムールポエジー
▲13カラフルデイズ
×07クラーベセクレタ
注03カイカヨソウ
△01サクラサクラサクラ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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