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オーラス有馬記念の激走穴馬を探れ!

  • 2013年12月19日(木) 18時00分


◆先週も推奨の3頭中2頭が馬券に!

担当編集者(以下、編) 石橋さん、先週の朝日杯FSはここで推奨していただいた3頭の穴馬のうち、2頭が馬券絡み。ホントありがとうございました!

石橋 武(以下、石) ショウナンアチーヴが6番人気2着、ウインフルブルームが5番人気3着か。1着馬を挙げていないというのも、なんかね(苦笑)。

編 いやいや、これ凄いことですよ。穴馬しか挙げちゃいけなくて、それが2頭も馬券に絡んでいるって。

石 ん〜、少しでも読者の方の役に立ったのであれば良しとするか。

編 そうですよ。それにスポーツマスターで公開している勝負予想では日曜日は2本も万馬券的中でしたし。

石 まあ、地味なレースの話はおいといて(笑)、それよりも派手な話をしようよ。

編 有馬記念ですか?

石 もちろん! 今年最後の対談だし、張り切っていこうよ。

編 なんか妙にテンションが高いですね。

石 そりゃ、予想をご覧いただく立場でもあるけど、根はいち競馬ファンだからね。ダービーとか有馬記念の前はやっぱりテンションが上がるでしょう(笑)。

編 へ〜、石橋さんにもそういうところがあるんですね。

石 どういう意味だっつ〜の。

編 いやいや、ホントに変な意味ではなくて、ほら石橋さんって、先週のあの穴馬2頭もそうですし、勝負予想でも阪神JFはフォーエバーモア(8人気3着)、ジャパンCはデニムアンドルビー(7人気2着)だったりとか、そういう本命が多いじゃないですか。NHKマイルCもマイネルホウオウ(10人気1着)とか。それでちゃんと激走しているのも本当にスゴイんですけど。だからこそ、ちょっとうがったというかひねくれたというか、素直じゃないというか、そんな見方しかしてないのかなと思って。

石 あの〜、褒めてくれているようで、グサグサと胸を刺すようなことばっかり言ってるの気づいてます?

編 多少は(笑)。まあ、冗談はさておき、石橋さんもそういう競馬ファンとしてのテンションの上がり方を見るとなんか安心するというか、ああこの人も人間なんだと(笑)。

石 やっぱりさっきからけんか売ってるよね(笑)。ただ、本音で話すとテンションが上がるというかワクワクすることはするんだけど、前ほどではない。というか、やっぱりこの対談も含めて、どうにか皆さんのお役にたてればいいなというのがどうしても先に立っちゃうよね。いい人ぶるとかそんなんじゃなくて、責任とかプレッシャーとかそういう意味で。

編 いや〜、実際にそばで見ていると予想が終わったあとは、死にかけてるんじゃないかと思うことがありますもん(笑)。日曜日に競馬場でお会いしたりすると。

石 で、何が言いたいかというとだね。

編 ええ。

石 こんな対談を1年間近くもご覧いただいてありがとうございました。ということですね。

編 いい人ぶってますよね(笑)。

石 いや、ホントに。また来年もなんとか皆様のお役に立てるようにがんばりますので、引き続きこの対談をよろしくお願いします。

編 よろしくお願いします。というか、その前に有馬記念もお願いしますね(できれば阪神Cも)。

石 なんか最後にぼそっと聞こえた気がしますけど、この忙しい時期に(笑)。

編 お察し下さい(笑)。じゃあ、そろそろ有馬記念の注目穴馬を教えて下さい。

◆近走成績だけで切ってはいけないあの馬

石 はい。じゃあ、まずはヴェルデグリーンに注目しておこうか。

編 おお、いいですね。穴馬って感じで。

石 ヴェルデグリーンは2走前のオールカマーの勝利を含め、中山芝コースで4勝を挙げるコース巧者だよね。

編 ええ。

石 中山コースはご存じの通りトリッキーとも言えるコース形態だけに、スペシャリストが生まれやすいんだ。

編 ああ、なるほど。特殊なコース形態だけに、ここだけは得意という馬が出てくるという。

石 そういうこと。08年の有馬記念を勝ったマツリダゴッホとかは典型的な中山のスペシャリストだったよね。

編 ちょっと例が古くないですか(笑)。

石 伝わればいいんだよ。

編 ではそういう意味ではナカヤマナイトなんかもいいのでは? この馬も中山芝コースで4勝を挙げていますよね。

石 そう、まさに次のオススメがナカヤマナイト。人の仕事を取るんじゃない(笑)。

編 失礼しました。

石 ナカヤマナイトは、実はあえて中山ではない天皇賞(秋)でも期待していたんだけど、この馬には厳しい展開ながら6着。ジャスタウェイが抜けたぶん着差はついているように思えるけどね。で、同じく東京コースを走った前走のジャパンCでも9着ながら勝ち馬との着差2馬身半程度。

編 つまり向いていないコースでもそれなりに頑張っていると。

石 その通り。負けてはいるけど、むしろ調子の良さが伝わってくるというかね。今回は4勝を挙げる得意のコースに替わるわけだし、巻き返してくる可能性は十分あるんじゃないかな。

編 なるほどね〜。近走の負けだけで危うくスルーしちゃうところでした。

石 あとはデスペラード。中山コースをくるくる回るステイヤーズSの勝利はコース適性の証だよね。

編 たしかに中山芝コースでは2戦しかしていませんが、どちらも馬券に絡んでいるんですよね。

石 うん、今後は中山のスペシャリストの道を歩んでいきそうな気がするよね。

編 わかりました。では阪神Cのほう……

石 こら、勝手に決めるんじゃない。

編 でも、ほら今年最後だし……

石 そういうわがままは言わないようにね。

編 では阪神Cはブログで! 皆様、今年は大変お世話になりました。今週末の有馬記念、阪神Cもビシッと当てて、良いお年をお迎え下さい! 来年もこの対談をよろしくお願いします。

石 お〜い、マジで言ってるのか……。

編 はい、石橋さんもちゃんとごあいさつを。

石&編 来年もよろしくお願いします。

編 来年は金杯の見解からスタートしますので。あ、変則日程ということで、4日(土)の夕方にアップされるそうです。なので、対談は2日くらいにできればと。

石 正月早々、キミと顔を合わせなきゃならんのか。

編 ブログのほうもお願いしますね。では、ひとまずどうもありがとうございました。

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1964年東京生まれ。2012年12月『単勝二頭流』(東邦出版・発行)で、競馬本作家としてデビュー。パチンコからパチスロ、麻雀、競馬、競艇、競輪、果ては株や先物取引、FXまで手広く(?)手がける根っからのギャンブラー。一時期、競馬から遠ざかったこともあったが、3連単の発売を機に復帰。現在は、最も儲かるという競馬を主戦場に選んでいる。独自の理論「単勝二頭流」の構築後も、さらなる飛躍を目指して切磋琢磨する日々。

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