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東京2歳優駿牝馬

  • 2013年12月30日(月) 18時00分
 過去10年間における1番人気馬の成績は[5-2-0-3]と信頼度が高い。今回の1番人気を背負うと思われるノットオーソリティは1600mの持ちタイムが良く、石崎駿も2度目の騎乗で取りこぼしはないはず。相手はクライリング・イグレシアス両馬を有力視したが、当日の気配と展開次第でラブミーブルー・ブルーセレブ・コマンドゥールキイの食い込みも考えられる。

 ◎ノットオーソリティは門別・フローラルCでクライリングを破っており、南関東への転入緒戦も好タイムで勝利を飾った。先行型の安定したレースぶりから、馬券の軸馬として信頼したい。

 〇クライリングは道営所属として遠征したローレル賞で、1番人気を裏切らずに差し切り勝ち。右回りは経験済みだし、競り合って怯まない強さで優勝の可能性は高い。

 ▲イグレシアスは金沢で4戦無敗の期待馬で、自在のレースが出来る器用さを備え、乗り慣れた吉原がどんな手綱さばきを見せるか楽しみだ。

 ×ラブミーブルーは稽古の良さで、距離が延びても軽視はできない1頭。

 注ブルーセレブは川崎1500m戦を連勝した実力馬だけに侮れない。

 △コマンドゥールキイは器用さのある馬で、マイペースなら上位食い込みも。

◎09ノットオーソリティ
○04クライリング
▲05イグレシアス
×11ラブミーブルー
注14ブルーセレブ
△16コマンドゥールキイ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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