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2014年も石橋二頭流が炸裂だ!

  • 2014年01月02日(木) 18時00分


担当編集者(以下、編) 石橋さん、明けましておめでとうございます!

石橋 武(以下、石) おめでとうございます。しかし、この対談は容赦なく元日から取材が始まっちゃうんですね(笑)。

編 ええ。今回の対談は変則開催で4日に公開される予定だったんですけど、まあ色々ありまして、いつも通りに木曜日にアップされるということで。

石 色々ありましてって、全部キミの都合だと聞いてるけど(笑)。そのせいで2日(木)にアップされることになると。

編 え〜と、仕事が詰まってまして……。

石 ふ〜ん、仕事ね。で、その後ろにある大きいバッグはなに(笑)?

編 あ! え〜、も、もちろん仕事道具です(笑)。そんなことより、元日から申し訳ないとは思うんですけど、年末の競馬のあと少しは休めたんじゃないですか?

石 どの口が言う(笑)。阪神Cが終わったあとすぐにウチに押し掛けてきてドンチャン騒ぎを始めた人がいたからね。ひとりでゆっくり休む暇なんてまったくなかったよ。

編 ああ、あれ(笑)。楽しかったですね〜。ほら、ラストの3日間開催はかなり盛り上がったじゃないですか。

石 盛り上がったじゃないですかって、ひとりだけ派手に盛り上がっている人はいたけどね(笑)。そのあとの1週間のうち3日もウチに入り浸ってるし。

編 そりゃそうですよ。スポーツマスターで公開している予想で、1日目にラジオNIKKEI杯2歳Sの3連単97,270円、2日目に江坂特別で3連単27,170円、3日目にはオーラスのファイナルSで3連単31,240円的中と、3日間連続万馬券的中でしょ。さらに石橋さんのブログで公開していた阪神Cの見解では名前を挙げた穴馬2頭リアルインパクト(8人気)とガルボ(10人気)がワンツー。あんな年越しはもうホント久々でしたよ(笑)。

石 だったら自分の家で騒げ(笑)。

編 大人数のほうが楽しいじゃないですか、そういうのは(笑)。

石 で、昨日(31日)から通常の競馬モードに入って、今日はこれでしょ。僕のお正月はどこに行ったんだ、いったい。

編 じゃあ、これが終わったら正月気分で飲みにでもいきましょうよ(笑)。

石 もういいよ。キミと飲むのは飽きた(笑)。

編 ひどい(笑)。じゃあ、お年玉下さい。

石 大の大人がなに言ってるんだか。年末にかなり稼いだんでしょ?

編 それは去年の話。今年はまた気分も新たに行きたいんです(笑)。

石 ひどい言い草だな。日曜日には金杯があるんだから、自力で稼いだらどう?

編 ムリです。

石 潔くきっぱりと言い切ったね(笑)。

編 いや、だって自力で稼げたらこの対談やってないし、石橋さんの予想も買ってないですから。なに当たり前のこと言ってるんですか。

石 なんか怒られてるし。

編 というわけで、今年も石橋さん頼みの競馬になりますので、よろしくお願いしますね。では、さっそくお年玉、じゃなくて金杯の見解を教えていただきましょうか。

石 はいはい。で、どっちの金杯にする?

編 中山でお願いします。

石 中山金杯ね、了解です。

編 石橋さんは現時点で、どういう馬に注目しているんですか?

石 う〜ん、やっぱり過去のレース傾向からも中山芝コースでの実績を持つ馬に注目したいよね。

編 中山巧者。

石 うん。ただ、実績があるということは、人気になりやすいということでもあるからね。できれば隠れた中山巧者とか、巧者ではあるけど不当に人気を落としているタイプなんかがいればいいんだけど。

編 今年の出走予定馬のなかにいます?

石 カルドブレッサなんか良さそうだけどね。

編 東京では2戦2連対ですけど、中山では1回しか走ってないですよ。

石 だから隠れたコース巧者たり得るんだって。キミが言ったように中山芝コースでは1回しか走っていなくて結果も5着。馬券に絡むこともできなかったんだけど、あのレースは少頭数で完全に前残りの競馬だったからね。上位とは差のない競馬だったし、その5着の内容、小回りの小倉とか急坂のある阪神をこなす競馬ぶりから考えても、ハンデ重賞のここなら面白いところがあると思うよ。

編 ハンデも引き続き54キロで収まりましたし、前走も重賞でいいところがありましたからね。

石 あとはモンテエンも面白いよ。

編 今年、あ、去年の夏に復帰して以降、あんまりいいところがないような……。

石 ただ、時計のかかる馬場では上位に走ってきているし、どのレースも着順のわりには負けてないからね。ハンデは何キロだっけ? 55くらい?

編 ええ。55キロですね。

石 いいね。2走前も道悪、55キロで好走しているしね。関東地方は4日に雨の予報が出ているし、一発があってもおかしくはない。馬場状態まで注意しつつチェックしておきたい馬だよね。

編 あともう1頭挙げるとしたら?

石 サクラアルディートかな。もしからしたらけっこうな上位人気になっちゃうかもしれないけど。

編 たしかに読みづらいですよね。というか、現時点ではどの馬が出てくるのかわからない状況なんですけど(笑)。

石 そうなんだよね。悩ましい(笑)。サクラアルディートは前走のディセンバーSで勝ち馬から1馬身ちょっとの差で5着。

編 中山で走ったのはその前走だけなんですよね。

石 うん。ただ、あの競馬を見るとむしろ中山はいいんじゃないかなという印象なんだよね。スタートに難があるというか、ちょっとクセのある馬ではあるけど、期待できるのは間違いないね。

編 前走よりも1キロ減の斤量も魅力ですし、楽しめそうですね。

石 出走馬、枠順、馬場状態と何も決まっていない段階では以上の3頭を挙げておこうかな。あとはすべてが確定した段階でどういう結論になるかだね。

編 そうですね。石橋さんのスポーツマスターでの勝負予想にも注目しておきます。では、年明け早々、お邪魔しました。ありがとうございました。

石 はい。こちらこそ今年一年よろしくお願いします。

編 あ、これおせちですか? 僕は数の子が大好きなんですよね〜、昔っから。

石 いいから、さっさと帰れよ(笑)。

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1964年東京生まれ。2012年12月『単勝二頭流』(東邦出版・発行)で、競馬本作家としてデビュー。パチンコからパチスロ、麻雀、競馬、競艇、競輪、果ては株や先物取引、FXまで手広く(?)手がける根っからのギャンブラー。一時期、競馬から遠ざかったこともあったが、3連単の発売を機に復帰。現在は、最も儲かるという競馬を主戦場に選んでいる。独自の理論「単勝二頭流」の構築後も、さらなる飛躍を目指して切磋琢磨する日々。

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