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ニューイヤーC

  • 2014年01月14日(火) 18時00分
 初顔合わせが多く、相手比較が難しいために、波乱の要素が多い3歳の重賞といえる。ハイセイコー記念の覇者ブラックヘブンを本命馬に推すが、キャリア豊富なジュリエットレターと2連勝中のパンパカパーティを強敵と見た。他ではエイシンホクトセイ・ドラゴンエアル・グレンデールを警戒したい。

 ◎ブラックヘブンの前走は7着と苦戦したが、敗因は初コースと思われる。
今回は中間の仕上がり状態が良く、2度目の左回りで雪辱を期す。昨年のソルテに続いてハイセイコー記念→ニューイヤーCと優勝を飾り、クラシック路線の主役に躍り出たいところだ。

 〇ジュリエットレターは先行して粘り強いタイプで、ハイセイコー記念3着の実力を素直に信じたい。2度目の浦和コースを、御神本がどう乗るか楽しみである。

 ▲パンパカパーティは浦和コース2連勝の勢いに乗り、先行して巧みな左海が「どこで仕掛けるか」を課題に、重賞のタイトルを狙う。

 ×エイシンホクトセイが門別の中距離を使われ続けたスタミナは侮れない。

 注ドラゴンエアルは得意の左回りと吉原の手綱で、今回は怖い存在だ。

 △グレンデールが前走の浦和で快勝した鋭い決め手は軽視できない。

◎08ブラックヘブン
○04ジュリエットレター
▲03パンパカパーティ
×10エイシンホクトセイ
注07ドラゴンエアル
△01グレンデール

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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