◆レディオブオペラは中2週も状態OK!
あー先週期待をしていたアドマイヤセプターが14着…。
レース前は、京都牝馬Sの結果次第で現役続行の可能性もあっただけに、担当する込山助手は、「オジョー(アドマイヤセプター)と、お別れだぁ…」と切ない声。
母には調教助手としてコンビを組み、その娘は持ち乗り助手として長い時間を共に過ごしてきただけに、もう1年一緒に過ごせなくなったことに悲しげな様子でした。
やはり2月を迎えるこの時期は、繁殖入りや厩舎の解散にともない、担当者によっては愛馬との別れを迎える方も。厩舎取材をしていても、何だか切なくなります。
さて話は変わり先週の東海S、ニホンピロアワーズ強かったですね。
さすがG1馬といった走りで心配された左回りも関係なしと思う内容でしたが、今週中、酒井騎手に話を聞くと、
「スタート後のコーナーでのスピードののっていきかたが右回りとは全く違った。そういった意味では、課題もみえるものだった」と冷静に判断しており、フェブラリーSにむけて気を引き締めていました。
一方、2番人気のグレープブランデーが8着という結果に。中間、ようやく本調子に戻りつつあるケハイだっただけに、最後もう少し踏ん張ってほしかった…。次走にむけての変わり身に期待をしつつも、少し難しいのかな?とも思える内容でした。
一方AJCCですが、ヴェルデグリーンの田辺騎手は自信を持っての騎乗振りでしたね。
今年に入って早くも11勝を挙げ、東のリーディングに。
勝っているから言うわけではなく、ほんとみていて競馬の内容が上手だなぁーと関心をしてしまうこと度々。このヴェルデグリーンにおいても、有馬記念でオルフェーヴルに勝負所ついていこうとゴーサインをだしており、負けはしたものの価値ある内容でしたし、今回にも繋がっていたようにも思えます。
レースは騎手でなく馬が走るゆえ、よりチャンスのある馬に騎乗できるか否かが重要となりますが、チャンスさえ与えられれば、田辺騎手の今後のさらなる活躍は、十分に期待できると感じます。
さて今週の重賞レースですが、シルクロードSはレディオブオペラに注目が集まりそうですね。以前は右前に硬さがあったようですが今は心配なし。今回、中2週となりますが、カイバ食いもすこぶるよく状態OKと担当の渡辺助手。
ここも通過点となりそうです。
一方の根岸S、まだまだ迷い中ですが、取材からはブライトラインのケハイがとても良く感じました。
それでは皆さん、また来週お逢いしましょう。
ホソジュンでしたぁ。