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金盃

  • 2014年02月04日(火) 18時00分
 大井2000mは長い直線から始まるタフなコースで、展開に左右されることが少ない実力勝負になる。昨年の羽田盃を勝ったアウトジェネラルが完全復調して中心馬と思われ、相手はツルオカオウジ・トラバージョ・フォーティファイドを有力視したが、ガーネット賞快勝のツクバチャームと大井は得意なアベニンプレジャーも軽視はできない。

 ◎アウトジェネラルはダート適正の高い良血だが、期待された東京ダービーは出遅れて惨敗。復帰2戦目の報知オールスターカップではハナ差の2着と好走し、中間の状態はさらに良くなっており、今回は不動の本命馬として期待する。

 〇ツルオカオウジは休養明けの前走(3着)を使われて状態はアップ。距離2000mはこなすタイプで、手の合った加藤の起用も心強い。

 ▲トラバージョはリフレッシュ放牧後だが仕上がり状態は万全。ワイルドラッシュ(母の父ラムタラ)のダート血統で、2000mなら初戦から狙いたい。

 ×フォーティファイドは調子を取り戻しつつあり、コースを熟知した戸崎の起用で好勝負は可能と見た。

 注ツクバチャームは自在の脚質と引き続き吉原の騎乗で最も怖い存在だ。

 △アベニンプレジャーは大井[7-2-0-1]の実績から軽視は禁物だろう。

◎11アウトジェネラル
○12ツルオカオウジ
▲06トラバージョ
×01フォーティファイド
注10ツクバチャーム
△04アベニンプレジャー

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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