◆バンドワゴンは当日のテンションに注目
目に見えない疲れ、もしくは精神的なストレスは感じていたのでしょうね…。
先週、シルクロードSで注目を集めたレディオブオペラの当日の体重が-14キロ。
これまでコンスタントに使われていましたが、食事の食べが落ちることがなく体重も安定していた馬。
陣営にとってもその点が強みであり救いだと感じていたと思いますが、間隔も詰まった中での連勝続きで今回も中2週。悲鳴をあげていたのかもしれませんね。しかしながら、その状態においても自分のレースをし、2着を確保するのですから、やはり能力の高い馬。
陣営はこの後、予定通り高松宮記念へと出走するとのこと。約2ヵ月弱、体重も含めてフレッシュな状態に戻ることを願うばかりです。
さて一方、東京で行われた根岸Sは、ゴールスキーが勝利。柴田善騎手の骨折で急遽ベリー騎手への騎乗が決まった中での勝利でしたが、道中の折り合いが見事でしたね。
東京の1400らしいペースがかなり落ち着いた内容だっただけに、本番へ向けて繋がるか?と問われると少し状況が違うようにも思えますが、休み明けで良化途上の中での勝利を収めた点から上積みが見込める可能性も…。まぁそれにしても今年のフェブラリーSは超好メンバーが集いそうで、見応え十分なレースが繰り広げられそうですね。
さて今週はクラシックへの登竜門きさらぎ賞です。
早くも池江厩舎のトーセンスターダムと、石坂厩舎のバンドワゴンが対決。
注目を集める2頭、共に2戦2勝ですが、相反するキャラクター。面白いレースとなりそうです。
バンドワゴンはゲートに課題があるものの、デビューからの2戦は二の脚とスピードの違いでハナへ行っての勝利。しかも上がりも速く、まさに大物感溢れる走り。
さてこの中間ですが、以前よりも抑えがきくようになっているとのことで状態も良いようですが、気性的な激しさもあるゆえ、当日のテンションは大きなカギとなりそうです。是非ともチェックを。
一方のトーセンスターダムは、まだ試したいことや、知りたいことがあると武豊騎手。
ダービーを見据えての1戦となりそうなので、勝ち負け以上に大切にしたい内容があるようにも思えます。
よって展開的な面を考慮して、今回はバンドワゴンを本命にしようかと考えています。
いずれにせよ、今年のクラシック戦線を占う重要な1戦。注目です。
それでは皆さん、週末はフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。
ホソジュンでしたぁ。