◆差し馬が独占したレースで惨敗した先行馬の次走に注意
先週の根岸Sは昨年に続き、Dサンデー系と「サンデー×ミスプロ系」の配合馬が1-3着を独占。
「(ダート適性高い)Dサンデー系かサンデー×ミスプロ系で」と亀谷のゴースト予想家に予想してもらえば当たったかもしれませんが、本人が予想したホームページの予想はハズレ。(理論だけパクったゴーストにやらせたほうが当たるのかもしれませんがホームページでの最終予想は、正真正銘亀谷が行っています)なお、ダート戦で有効な「Dサンデー系」の詳細についてはホームページや2月8日発売の「競馬王」にて。
先週、亀谷本人が勝負レースに指定して的中したのは、2月2日の東京8レース。2着のターフデライトを本命にして3連単516倍を36点で的中です。(3連複なら6点で97倍)
このレース、ターフデライトを本命にしたのは開幕週の東京芝1800mに強いスピード型サンデーのアグネスタキオン産駒だったことに加え、前走の(12月8日)の中京芝で先行したことを高く評価しました。
ターフデライトの前走、12月8日の中京7は「先行した馬にとってはハイレベルレース」で3コーナー2番手から先行して3着に粘ったコスモユッカは次走で500万条件を勝利後、1000万条件も連勝
12月8日の中京7では、3番手からの競馬で13着に惨敗したグランプリブラッドも次走の500万条件を優勝。さらに1000万条件でも2着。4番手から7着だったフィオリアも次走で500万条件を勝利。
12月8日の中京7レースは道中2桁位置取りの馬が上位を独占した外差しの追い込みレース。
中京芝のようにタフな馬場で、なおかつ差しが独占するパターンのレースでは、先行するスピード馬は能力以上に惨敗します。だからこそ、次走は急激な人気落ちで巻き返す可能性も高いのです。
東京8レースで本命にしたターフデライトも、中京7レースでは3コーナー5番手から先行した馬。先に書いたように惨敗は気にする必要はありません。
同じく中京で行われた1月28日の金山特別も先行馬には厳しいレース。ボーイフレンド、セプテントリオ、テーオーレジェンドは着順以上の能力は持っているはず。次走以降の巻き返しに注目です。
なお、このコラムを書いている段階では、きさらぎ賞は見るレース。東京新聞杯は、いつ、どんな馬場で行われるのかも予想できません。