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フジノウェーブ記念

  • 2014年02月25日(火) 18時00分
 59キロをものともせず4連覇を達成したフジノウェーブの名前が、今年から重賞名となった。コーナーを3回まわる大井1400mは先行馬有利で、加えて内枠が有利である。重賞を連勝中のガンマーバーストを本命視したが、調子を上げてきたソルテと実力馬ジョーメテオも侮れず、展開次第ではハードデイズナイト・ジェネラルグラント・コウギョウダグラスの食い込みがある。

 ◎ガンマーバーストの近走は1600m以上のレースを使われてきたが、1400mでも2勝2着2回の実績があり、先行してのしぶとさは馬券の軸として期待できる。

 〇ソルテは1600m戦を連勝して本格化がうかがえ、好位でレースが出来る安定さを身につけ、好枠を引いて優勝の可能性は高まった。

 ▲ジョーメテオは8歳馬ながら衰えは見られず、強敵揃いの根岸Sで6着に追い込んだ決め手は有力視したい。

 ×ハードデイズナイトは1200mを中心に使われてきたが、1400mでも好位から抜け出して勝っており、3勝している大井コースなら怖い。

 注ジェネラルグラントは放牧でリフレッシュし、1400mでも要注意だろう。

 △コウギョウダグラスは前哨戦を追い込み勝ちしており、軽視はできない。

◎09ガンマーバースト
○03ソルテ
▲08ジョーメテオ
×06ハードデイズナイト
注13ジェネラルグラント
△14コウギョウダグラス

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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