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まさかの結果、そして同期たち

  • 2014年02月28日(金) 12時00分


◆「花の12期生」のそれぞれ

 まさかまさかコパノリッキーとは…?!
 抽選を潜り抜け、なおかつ田辺騎手との初コンビでのG1制覇。
 驚きました。

 それにしてもG1とは思えないほどのドスローな流れ。
 逃げ宣言をしていたエーシントップと2番手につけたコパノリッキーがガッチリとペースダウンをする形となり、内でポケットに入ってしまった馬たちは動くに動けずリズムを崩しっぱなし。

 今年初のG1ということに加え、ちょっぴり、いや、かなり自信の予想となるのでは?と大きな勘違いをしてしまった私はワンダーアキュートとアドマイヤロイヤルの馬連・3連単・3連複で勝負。

 いつも以上に金額をかけたので、レース後はショックと共にどっと疲れが…。
 そこに追い討ちをかけるかのようにPM2.5も加わってか?週中は喉の痛みと熱発。母子共に38度以上もだしてしまい、週中水曜日のトレセン取材はお休みしちゃいました。(情けない…)

 それにしても38度の熱があろうとも容赦なく真夜中の授乳で起され、中々寝てくれないわで、約1時間の抱っこ…と独身時代では考えられないほどの過酷さ。母は強くなければなりませんね。

 さて話は変わり、今月から同期の柴田未崎君が騎手としてカムバック。
 周囲から「花の12期生」と言って頂く我が期ですが(私は枯れ枯れですが…)、福永騎手や和田騎手、古川騎手、そして柴田大知騎手の活躍や、高橋亮君が調教師試験に合格し厩舎を開業するなど皆がそれぞれの場所で華を開かせており、同期ながら皆凄いなぁ〜と頭が下がります。

 そしてそんな12期生の中でも特に心が強く真っ直ぐなのが常石君。
 今、乗馬のパラリンピックを目指し、週2回の大阪へのジム通いと、週1回兵庫へ乗馬の訓練に足を運んでいるとのことで、バランスをとることや経路を覚えることに奮闘中なのだとか。

 ケガによる引退から乗馬とマラソンをはじめ、その都度新たな目標を設定し、1つ1つクリアにしている姿からは学ぶものが多く、本当に芯の強さを感じます。

 それでは皆さん、風邪に気をつけ週末は競馬場もしくはフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。
 ホソジュンでしたぁ。

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愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。

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