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エンプレス杯

  • 2014年03月04日(火) 18時00分
 牝馬交流重賞の女王メーデイアが引退し、TCK女王盃の上位馬による主力争いと思われる。2着馬のワイルドフラッパーとアクティビューティ(4着)を有力視したが、交流重賞初参加のサンビスタも侮れず、展開次第ではビタースウィート・アムールポエジー・クラーベセクレタの上位食い込みもある。当日の馬体重と仕上がり状態が、レースの鍵を握っていると見た。

 ◎ワイルドフラッパーはTCK女王盃でメーデイアのきついマークに敗れたものの、今回はマイペースの逃げで雪辱のチャンス到来といえる。

 〇アクティビューティは追切内容が良化しており、55キロなら好勝負になる。

 ▲サンビスタは中距離ばかり使われてきたが、血統的に長い距離はこなせるはずで、前走を勝った勢いを警戒したい。

 ×ビタースウィートは初めての川崎コースだが、有力馬が早めの競馬で競り合うようだと末脚の爆発がありそう。

 注アムールポエジーは関東オークスで2着に5馬身差をつけて快勝しており、調教の動きに復調気配を感じる。

 △クラーベセクレタの近走は今一息だが、得意な川崎で距離が延びれば軽視はできない。

◎07ワイルドフラッパー
○10アクティビューティ
▲05サンビスタ
×13ビタースウィート
注12アムールポエジー
△11クラーベセクレタ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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