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◆平たんの部分が長く、持久力が必要

一昨年3月4日に改装初日の中京競馬場で中日新聞杯が行われました。ファンの皆さん同様に僕も手探り。
少しでもご参考にしていただければとコース形態を頼りに当レースを取り上げ結果を出すことができました。
ゲンを担ぐ意味もあって再度、今年も挑戦。当時のように好配当に結びつけば…。と、願っています。

中京競馬場の芝コースにはゴール板の400m〜200m手前の地点に坂が設けられている。
つまり直線の入り口で坂は始まり終わったあとに平たんの馬場が続く。
勾配は急坂で知られる中山競馬場レベル。ところが平たんの部分が長いことで息を吹き返す馬もいる。
厳しい坂を越えてさらに盛り返すためには持久力が必要だと解釈していいだろう。

人気を集めると思われるラキシスは好位につけ速い脚を持続できる非凡な馬だ。
タフな設定にも対応できる地力を持つ。速い上がりを使える強みもありこのコースにフィットするタイプ。
逆らう余地は少ないが1頭、魅力的な存在がいる。

アクションスターだ。
今回、陣営は初めてゲート練習を施して送り出す。久々に無難な発馬を切った前々走で鮮やかなV。
条件戦とはいえスムーズなスタートを切っても末脚に陰りが見られない点が確認できたことは大きい。
54キロのハンデは1キロ恵まれた印象が強い。
55キロならラキシス中心でいいと考えていたが54キロで偶数枠に入った。
一発を狙える状況にあると判断していいのではないか。

エックスマークは2000m戦への参戦が吉とでそうだ。集中力を保ちやすい距離に変わり楽しみが増す。

アンコイルドは距離短縮と内枠がプラス材料。フラガラッハは極端にゲートで遅れることがなくなっておりこのコースとの相性のよさから注意すべき対象だろう。

上積みが見込めるレッドレイヴン。

良馬場で巻き返しを図るラブリーデイにも注目してみたい。