いよいよ迫る頂上決戦・ドバイワールドカップ。日本からはベルシャザールとホッコータルマエが参戦予定だが、今年はアメリカ、ヨーロッパ、UAE、そして南アフリカ、香港とまさに全世界決戦の様相だ。はたして世界最高賞金を手にするのは? 出走予定の海外馬を完全ガイド!(文中の★は国際G1の勝ち馬)
文・奥野庸介(TIS)
◆[香港]年度代表馬とダービー馬が参戦!★アキードモフィード(牡5)▼香港Cはホワイト騎手を背に快勝
昨年の香港ダービー馬。12月の香港Cで逃げるトウケイヘイローをねじ伏せて優勝。前走の香港GCはミリタリーアタックから5馬身1/4差の5着に敗れる。
★ミリタリーアタック(セ6)▼芝2000mの香港GCを連覇している
昨年は地元のクイーン・エリザベス2世Cでエイシンフラッシュ(3着)を一蹴。シンガポール航空国際Cも制して香港年度代表馬に輝く。2月の香港GC優勝。香港名は「軍事出撃」。
◆[UAE]ゴドルフィンM優勝馬が二階級制覇を狙うアフリカンストーリー(セ7)12年のゴドルフィンマイル優勝。昨年はドバイWCで見せ場つくって5着。前哨戦のマクトゥームCh・R3は8着。母ブリクセンは日本に輸入されている。
★プリンスビショップ(セ7)前哨戦2連勝と好調もドバイWCは11年が10着、12年7着と壁が厚い。
キャットオマウンテン(セ4)
今年メイダンで3戦1勝。マクトゥームCh・R3は4着
◆[英]近代競馬の母国からは4頭の刺客が登場★レッドカドー(セ8)▼12年の香港ヴァーズは5番人気での勝利だった。鞍上はモッセ騎手
一昨年のジャパンCで外国馬最先着の8着し、転戦した香港ヴァーズでG1初制覇を飾る。昨年の