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宮徹調教師/高松宮記念『初距離も1200mはベスト“うちも前に行く”』

  • 2014年03月27日(木) 11時59分
宮徹調教師
2月23日のフェブラリーS、最低人気のコパノリッキーが大金星。興奮冷めやらぬその翌週、またしても同じ黄色地・赤一本輪の勝負服が重賞で輝いた。その馬こそ、阪急杯を制したコパノリチャード。アーリントンC、スワンSに続き重賞3勝目。しかも、2着に4馬身差をつけての完勝だった。充実一途の同馬、勝機はいかに。手応えを宮徹調教師が語った。(取材・文:花岡貴子)


◆逃げ馬だから、やはりできるだけ内枠が欲しいですね

 初の1200メートル戦になります。これまで使わなかった理由は?

「意図的な理由はないですよ。はやくから行きたい気持ちはあったけど、これまではちょうどいいタイミングに大きいレースがなかったから。たまたたまですよ。いつでも使えると思っていたし、3歳時はクラシックもありましたからね。」

1200m戦には適性があるとお考えですか?

「もちろん。皐月賞を過ぎた頃からそう考え始めましたね。でも、もう少し長い距離もいけるんじゃないか、という望みも持っていたから。マイルまでは対応できる馬に育てたかった。でも、1200mがベストだと思うよ。」

1200mを使うと1200mにしか対応できない馬になってしまうと思われましたか?

「いや、みんなよくそういうけれど。決してそんなことはないと思う。ただ

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GIの注目馬にスポットを当て、主戦騎手や管理調教師を独占取材するnetkeibaのスペシャルインタビュー。GIに向けた意気込みや中間の調整過程、レース後に直撃し、戦いの舞台裏にあった知られざる真実を語っていただきます。

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