◆ハイレベルの4歳ダート陣
今週は姪っ子が我が家にお泊りしてくれました。2年ぶりに会ってびっくり!色白でスラッとして手足の長いこと。顔がまたちっちゃいんです。
ロングヘアをくしでとく姿を見て日に焼けたおちびちゃんはどこにいったのか…。などとマジで考えちゃいました。素直で優しい性格はそのままでうれしかったなあ。
来月からの高校生活を楽しんでほしいですね。競馬が盛り上がる春。クラシックはとりわけ各馬の成長を把握しようと強く思っております。
2歳時からレベルの高さを明確に伝えていたのが現4歳のダートホース陣。
フェブラリーSでは最低人気のコパノリッキーが勝利を飾ったように潜在能力の高い馬が多い。
おおまかな特徴がふたつ。
世代間においては早い時期から勢力図がはっきりしていたこと。
初めて古馬にぶつかるとあっさり敗れながら次は見違えるようにタフな競馬で年長馬を撃破してしまう。
この2点は昨年、おおいに印象に残っている。
ピックアップした7頭のうち6頭は4歳馬。
中心にはクリソライトを推す。
腰の痛みが治まったことを証明するように調教で好時計を連発。
間違いなく復調している。
4歳世代において明らかに一枚うえの実績を持ち容易にそのパフォーマンスが落ちるとは思えない。
体調が万全とあれば同級生が人気を集める今回は中心に据えるのが妥当ではないか。
ジェべルムーサの充実ぶりにも驚かされる。前走で見せた4角の勢いと抜け出す瞬間の速さ。体質が強化されればどこまで強くなるのか楽しみな素材だ。
ドコフクカゼは臨戦過程がよく素軽さも増すだろう。内枠と55キロを生かしてソツなく立ち回りそうだ。
エーシンゴールドはおとなびたレース運びで実に安定した走りを見せる。自在性が出ており地力もついてきた。
クリノスターオーは前走で経験した厳しい流れを糧にワンランクうえのステージに上がれるだろう。スピードを持続できるタフなタイプだ。
ソロルは本質的にはスピードタイプではないかと個人的に考えている。器用さとセンスのよさで崩れない。
残り1頭は7歳のグランドシチー。昨年の覇者であり強固な型を持つ。これだけ末脚に不発のない馬は珍しい。58.5キロなら怖い存在だ。