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ダービー卿CTを狙う

  • 2014年04月04日(金) 18時00分


◆あの実績馬がついに復活か

高松宮記念を制した宮徹厩舎に昨日お邪魔してきました。師の自室はお祝いの花に囲まれて華やかでしたねえ。
レース名を略して競馬サークルでは“宮記念”と呼ぶのですがまさにそのとおり。おめでとうございます!
いい香りに包まれ力をいただきました。僕も頑張ろう。

先週のスプリントGIとは回りもコース形態も大きく異なる中山競馬場が舞台。
トリッキーなコースの1マイルでダービー卿CTは争われる。
2開催めの2週めを迎えてようやくAコースからBコースへ。
降雨の心配もなさそうで素直に内枠優先の攻め方でいいように思う。

中心に推すのはカレンブラックヒル。

前走を使われた効果がよほど大きかったのだろう。
シルエットはメリハリがあり眼に活気が宿っているように感じる。
潜在的なスピードは相当なもの。レベルの高い5歳世代でもあり復調を伝えてくる今回はスピードと粘りを信頼したい。

レッドアリオン、ダイワファルコン、コディーノ、プリムラブルガリス、トリップ、マウントシャスタを相手に考えている。

レッドは前走で見せた勝負どころからの勢い。あの迫力は今年の飛躍を約束するものではなかったか。発馬難も解消しており崩れる場面は想像しにくい。

ダイワの前走は展開が厳しくリズムに乗りきれていない。マイル戦なら緩急の利いた立ち回りが可能だろう。

コディーノは器用さがあり反応がいい。直線が短い当コースが合っている。

好枠を引き当てたのがプリムラブルガリス。着実に力をつけておりこの枠ならロスも生じにくい。

トリップは前々でソツのないレース運びができて粘り強い。コース形態も合う。

マウントシャスタは身体に張りがあり休み明けを2戦使われさらに良化している。

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1992年から2010年までスポーツ新聞社で中央競馬を担当。ラジオ関西・競馬ノススメ(毎週土曜16時30分〜17時)にレギュラー出演するなどフリーランスで活動している。

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