少頭数の大阪杯で最高評価となったのは、キズナでもエピファでもなく…
先週3月30日のWIN5は126万6020円の好配当決着。対象レースの優勝馬5頭がいずれも単勝オッズ10倍未満の馬だったので、「意外と良い配当になったな」と感じた方が多いかもしれません。もっとも、単勝支持率と同じ割合で票が減っていったと仮定した場合の配当理論値は約213万円。本来ならば倍くらいの配当になってもおかしくない計算でした。少ない予算でも見立て次第では手が届く分、単勝3番人気前後の馬が多く勝った回はこうした決着になりがち。当たるに越したことはないものの、こういう回だとWIN5ならではの配当的な妙味は期待できませんから、気をつけたいところです。
明日4月6日のWIN5は総出走頭数が61頭、総組み合わせ数が23万7952通り(金曜12時現在)という極端な少頭数。総組み合わせ数が24万通り未満だった回はこれまでに7回ありましたが、いずれも40万円未満の低額配当決着に終わっています。的中させやすい回ではあるものの、購入点数が膨らみ過ぎないよう心掛けるべきでしょう。
◆手を広げたいのは千葉日報杯
1レース目は4歳以上1000万下の千葉日報杯(中山9R)。支持が割れそうな、比較の難しいメンバー構成になりました。
2レース目は3歳オープンのマーガレットS(阪神10R)。こちらも昨年10月以降に芝、かつオープンクラスのレースで連対を果たした馬はいませんから、絞り込みづらい印象を持っている方が多いと思います。
3レース目は3歳オープンの伏竜S(中山10R)。今回が昇級緒戦になる馬と、オープンクラスのレースで大敗を喫してきた馬の比較がひとつのポイントでしょう。
4レース目は4歳以上GIIの産経大阪杯(阪神11R)。4歳のエピファネイア、キズナ、メイショウマンボが人気を集めそうです。
5レース目は4歳以上GIII、ハンデキャップ競走のダービー卿チャレンジトロフィー(中山11R)。こちらは4歳のコディーノ、レッドアリオン、5歳のカレンブラックヒル、トリップ、マウントシャスタらが上位人気グループを形成するんじゃないでしょうか。
[伊吹式WIN5ランキング 2014年4月6日版]
1位 阪神11R 5.メイショウマンボ
2位 阪神10R 2.キンシノキセキ
3位 中山11R 5.コディーノ
4位 中山10R 4.メイショウパワーズ
5位 中山9R 11.ツクバリンカーン
【以上すべての馬を買うと1点買い】
6位 中山9R 4.ファンデルワールス