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ニュージーランドTのポイント

  • 2014年04月11日(金) 18時00分


◆適性や枠順を優先

草花に囲まれた公園が近所にあり大きな木が堂々と立っています。
夏も秋も冬も地味な存在ですがこの季節になるときれいなピンク色の花びらで人々を魅了してくれるんです。
そう。桜の木です。春の、それもほんの一時期のために普段は準備をしてくれているのかなあ。そう思うとうれしくなりますね。
競走馬や携わる方々。どんな職業にもいえることだと思いますが一瞬の華やかな瞬間のためにだれもがこつこつと積み重ねている。
僕もやるべきことに集中して頑張りたいと思っています。

ニュージーランドTの舞台は中山競馬場の内回り・芝の1600m。
3着までに優先出走権が与えられるが本番のNHKマイルとはステージが大きく異なる。
コースへの適性や枠順を優先材料として捉えて考えてみたいと思う。

中心には推すのはイタリアンネオ。

前走は向こう正面、4角手前で勝ち馬にプレッシャーをかけられる厳しいレース。
直線で失速したのは精神的にきつかったのもあるのだろう。
フットワークがよく潜在能力の高さを伝えてくる。
距離短縮と2番枠が溶け合えば巻き返しは十分に可能だ。

ウインフェニックスはハートが強く大崩れしないのがいいところ。当コースで勝利を挙げている点もプラス材料になる。

ショウナンワダチは現状、マイル戦に向いている印象が強い。枠順もよく流れに乗りやすい。

パワースラッガーは名前通りに力強さがありしぶとさが身上。最内枠を味方につけて持ち味を生かす。

イダスは一戦ごとに力をつけ前走は時計も内容も優秀だった。まだまだ上積みが見込めそうだ。

ショウナンアチーヴの前走は内々で窮屈な体勢を強いられた。実績のあるコースで巻き返しが可能。

カラダレジェンドは前走で速い流れを経験したことが生きるのではないか。パワーがあり舞台設定もいい。

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1992年から2010年までスポーツ新聞社で中央競馬を担当。ラジオ関西・競馬ノススメ(毎週土曜16時30分〜17時)にレギュラー出演するなどフリーランスで活動している。

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