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東京プリンセス賞

  • 2014年04月23日(水) 18時00分
 牡馬と違い、南関東の牝馬三冠レースは開催場所がすべて異なり、データ的には波乱の要素が多い。桜花賞を除外されたノットオーソリティは仕上がり状態に問題はなく、大井で勝った実績も踏まえて本命に推す。

 ちなみに過去の優勝馬は8番以内の内枠に偏っており、ノットオーソリティはもちろんシャークファング・ブルーセレブ・イエスアイキャンがこの条件に該当する。外枠ではポッドルージュ・テイクユアチョイス両馬が侮れない。

 ◎ノットオーソリティは東京2歳優駿牝馬で出遅れ、桜花賞も除外と不運続きだが、能力の高さはトップレベル。今回は7番枠から先団につけて、直線で抜け出す正攻法で雪辱を狙う。

 〇シャークファングは地元大井で2勝の実績があり、桜花賞を制した勢いで二冠目に挑戦する。あとはマイペースを守れれば夢はかなう。

 ▲ブルーセレブは決め手で勝負するタイプなので、距離の1800mは大歓迎。調教内容も良くなっており、森の手腕に期待したい。

 ×イエスアイキャンは小回りの桜花賞は5着に終わったが、大井なら怖い。

 注テイクユアチョイスは自分のペースで競馬が出来れば上位食い込みがある。

 △ポッドルージュは1800mの持ちタイムが良く、末脚の鋭さは要注意だ。

◎07ノットオーソリティ
○04シャークファング
▲05ブルーセレブ
×08イエスアイキャン
注13テイクユアチョイス
△12ポッドルージュ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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