◆福島牝馬Sはペースがキーポイントに
贈り物をいただくときにいつもジーンときます。買ってくださるまで僕のことを思いながらあれこれ悩んでくださったわけですから。
今度はお贈りする方がいらっしゃいます。なにがいいかなと考えているときにその人が脳裏に浮かぶ。こちらもうれしくなります。
家族や友達。お世話になっている皆さん。大切な人に会っていない時間ほど本当は貴重なんだと実感しています。
中山牝馬Sの再戦か。あるいはほかの組から狙う手か。
福島牝馬Sは難解だ。
小回りコースで施行される芝・1800mでの争い。
当然、枠順の明暗も小さくはない。
先行勢が緩みのないペースをつくりそうなムードがある。
ポイントはそこではないだろうか。
ミッドサマーフェアを中心に推す。
15番枠はプラス材料とはいえないが前半は縦長の展開になり3角から馬群が密集する形態になるように思う。
脚をためて3〜4角をパスする形が可能と考えられ力を存分に残して直線に入っていけるだろう。
勢いに乗じて末脚を生かす。この馬の現状を考慮すれば小回りコースの多頭数での戦いは合う。
レイカーラの前走は直線で前が壁になるロスがあった。強敵相手に崩れておらず限定戦なら上位の力を持つ。
アロマティコは末脚勝負型。広い舞台に向く印象が強いが展開が向かないことが多い。その点で小回りコースのほうがフィットしそうだ。
キャトルフィーユは時間をかけて力をつけてきた。好位につけて上手に流れに乗ることができる。大崩れは考えにくい。
トーセンベニザクラはスピードを持続できる時間がそれほど長くない。短い直線をプラスにできそうだ。
トーセンアルニカは上積みが期待でき小回りコースでも対応できる器用さがある。
ケイアイエレガントは先行力が早めに動いても粘り強い。コース形態にマッチしている脚質だ。