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しらさぎ賞

  • 2014年04月29日(火) 18時00分
 Aクラス馬の実力を信じるか、軽量で出走できるBクラス馬に期待するか、どの馬にも勝つチャンスがある波乱ムードの牝馬重賞。58キロを背負った実績のあるレッドクラウディアを本命視したが、浦和コースを得意としているケンブリッジナイス・マイネエレーナも侮れず、展開次第ではビタースウィート・キモンレッド・エミーズパラダイスも好勝負は可能だろう。

 ◎レッドクラウディアは昨年末のシンデレラマイルで2着と好走したが、1800mのTCK女王盃は惨敗。今年も有力馬の斤量が重くなっており、58キロで2着しているこの馬のタフさに期待したい。

 〇ケンブリッジナイスは4戦続けて2着と好調子を保ち、得意の浦和コースで54キロなら優勝のチャンスは十分にある。

 ▲マイネエレーナは小柄な馬だが、このレースを目標に仕上がりは万全。今回は52キロで最も警戒したい穴馬といえる。

 ×ビタースウィートは1800m→2100mの前2走は凡走したものの、得意な1600mになれば鋭い決め手が発揮できるはず。

 注キモンレッドは初コースになるが、小回りの笠松を使われて気合い上昇。

 △エミーズパラダイスは1番枠を生かしてマイペースの逃げなら怖い。

◎02レッドクラウディア
○04ケンブリッジナイス
▲10マイネエレーナ
×03ビタースウィート
注07キモンレッド
△01エミーズパラダイス

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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