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最終週の2人が魅せるラストダンス! 

  • 2014年02月20日(木) 20時28分
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 サイレンススズカ、アドマイヤマックスといったG1馬がタイトルを手にする前に手綱を取っていた、そして自身も2008年にスリープレスナイトでG1ジョッキーとなった上村洋行騎手がついに鞭を置く。
 
 私は実は彼のファンであった。先述した馬以外にも、アドマイヤコスモスの快進撃や代打騎乗となったファインチョイスの函館2歳Sなど、いろいろなレースを見せてもらったが、私の印象に残ったのが今年、引退を発表する前の山科Sでのポアゾンブラックへの騎乗である。

 しばらくは騎乗していなかったが、かつてはともにOP特別を勝ったほどの馬である。突然の代打騎乗であったが、スタート直後から果敢にハナを奪い、そのまま先頭を守りきるという、まさに相棒を信頼した騎乗であった。

 そして今週、日曜日の京都準メイン・橿原Sの馬柱に、上村騎手は名前を並べた。騎乗するのは山科Sでポアゾンブラックにアタマ差まで迫ったシュプリームギフトである。騎乗経験はないが、近走の成績は安定しており上位人気必至の1頭である。いいレースをすることを信じている。

 そのシュプリームギフトの手綱を任したのは、こちらも今週で引退を迎える松山康久調教師である。かつてはジェニュインなどの名馬を管理したベテランは最終週に39頭を送り出す。

 シュプリームギフトは、この2人の引退を花で飾るという大役が任されたのかもしれない。ぜひ万全の状態でレースに臨んでほしいし、どの馬もそうであるが無事に帰ってきてほしい。

 橿原Sには現在2連勝中のハーロンベイなどがライバルに名乗りを挙げた。名調教師、名騎手のラストダンスに注目である。

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競走馬応援>予想の競馬ファン歴5年近くになる者です。始めて見たレースは2008年、ウォッカの安田記念でした。予想もまあまあします。スタイルは「競走馬の個体差・個性を尊重し、自分が理...

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