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ネージュドール、ゲート試験に合格

  • 2014年06月12日(木) 18時00分


◆マジェスティハーツは「お父さんに似ているね」

 12日のゲート試験、ネージュドールが無事合格しました。ゲート試験に向けてゆったりとしたスケジュールを組んでいたので、もう少し時間がかかるのかな?と思っていたのですが。そうでもなかったですね。ブリーズアップセールではお客さんの前で走るじゃないですか?「ある意味、競馬を経験するようなもの」(高橋康師)だといいます。「それだけ目いっぱい走りますから、当然疲れも残ります。だから、厩舎に来たあとはまずはしっかり体をほぐすところからはじめました」と高橋康師。決してあせらず、調教を進めてきたそうです。

「カイバ食いも落ちたことないですし、よく食べてよく寝る。健康優良児です。ひじょうに人懐こいですし、ほんとかわいいです」

 そういう高橋康師がネージュドールの顔をなでると、ネージュドールは自分から擦り寄っていくんです!実に和やかな雰囲気。いいですねぇ。かわいい盛り、といったかんじです。

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ネージュドール


 ちなみにゲート試験は内田助手が騎乗して合格しています。内田助手とは内田浩一元騎手。高橋康之師の兄弟子であり、ともに池江泰郎師を師に仰いでいます。ご存知のとおり、この馬はJRAブリーズアップセールで池江泰郎氏に3000万円で購入され注目されていました。師匠の馬を弟子のふたりをはじめとしたみんなが一丸となって育てている。そんな風景も、またほのぼのとしています。

 デビュー戦は7月の中京開催を予定しています。1600m戦が1週目と2週目にあるのですが、そのいずれかになるとのことでした。「師匠(池江氏)が預けてくれた宝物ですからね。弟子冥利に尽きます。恩返し、したいですね」師弟と愛馬が一緒に写った口取り、見たいですね。楽しみです。

 今週の水曜は、エプソムカップに出走予定のマジェスティハーツと宝塚記念に出走予定のウインバリアシオンの併せ馬が行われました。事情があって直接は見れなかったのですが…。いい追い切りでしたね!マジェスティには栗東へかけつけた横山典騎手が手綱をとっていました。

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マジェスティハーツ


 厩舎の方から、横山典騎手は開口一番「お父さんに似ているね」と話していた、と聞きました。森一馬騎手とのコンビもいいのですが、ノリに乗っている名手とのコンビも楽しみでなりません。厩舎サイドも「順調そのもの」(中山助手)と期待を寄せていましたよ。

 そして、バリさんのほうは宝塚まで来週、再来週と追い切った後に本番を迎えることになるでしょう。すでにアバラがうっすらと浮いており、いいかんじ。今度こそ、勲章を獲って欲しいものです。

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ウインバリアシオン


 マーメイドSはフロアクラフトに注目しています。実はフロアクラフトとシゲルスダチは同じ渡辺助手が担当しているんですよ。430、40キロのスダチに対して、フロアクラフトは500キロを超える牝馬。スダチと比べると2まわりくらい大きいです。そんな彼女のハンデは今回51キロ。かなり背中が軽いことでしょう。

「51は魅力ですよね。今回は坂路ではなくコースで追い切りしたり、ハミを替えたりしています。体調は引き続きいいので、好位で脚をためて流れに乗れるといいですね」(渡辺助手)

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フロアクラフト


 放牧中のスダチの分まで頑張ってくださいね!

デジタルレシピ研究家。パソコン教師→競馬評論家に転身→IT業界にも復帰。競馬予想は卒業したが、現在も栗東トレセンでニュースやコラム中心の取材を続けている。“ねぇさん”と呼ばれる世話焼きが高じ、AFPを取得しお金の相談も受ける毎日。公式ブログ「ねぇブロ」(http://ameblo.jp/takako-hanaoka/)

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