◆グランプリボス&ショウナンマイティを抜擢!桜子 キングさん、キングさん!
キング どうしたんだ、ミス桜子……って、先週といっしょじゃないカッ! netkeiba編集担当の手抜きがバレるナ。
桜子 いやいや、そんなんじゃありません。先週のこのコラム! なんとキングさんが16番人気のグランプリボスを抜擢! そして私が10番人気のショウナンマイティを挙げて、私たちふたりで波乱の立役者を2頭とも挙げていたんですよっ。
キング ガハハハッ! やっと時代が私に追いついてきたようだナ。
桜子 う〜ん、いまいちコメントがズレているような気もしますが、先週は56人もの読者の方に「注目」ボタンを押していただけました。嬉しいことですねっ。
キング オオ、それは感謝だナ! このコラムが『単勝二頭流』を抜く日も近そうダ。
桜子 こらこらっ! そんなこといっちゃ怒られますよっ(笑)。ともあれ安田記念を勝ったのはジャスタウェイ。これでハーツクライ産駒がG1を3連勝というのだから、血統の勢いはすごいですね。
キング ウム。やはりどれも東京コースというのがミソだろうナ。ハーツ自身も、中山での勝ち鞍があるとはいえ、広い東京コースでより良さが出る馬だった。昔は東京といえばトニービン産駒の庭だったが、いまやハーツクライもそこに加わってきたかもしれないナ。
▼本格化すれば年度代表馬も夢じゃない?
桜子 『ウイニングポスト8』でも味方にすれば心強く、敵にすると手強いですもんね〜。
キング ウム、史実通りにディープに勝つこともあるからナ。
桜子 そのディープvsハーツといえば! 今週のエプソムCでも両産駒が出てきますね。ディープインパクト産駒ではディサイファにアーデント、そしてハーツクライ産駒はマジェスティハーツ。とくにディサイファとマジェスティハーツは上位人気ですから、春の東京開催最後の芝重賞でどちらの産駒が勝つか、見どころですね。
キング だが、私が買いたいのはディープ産駒でもハーツ産駒でもないッ!
桜子 おお、突然来ましたね。ではキングさん、ズバリどの馬ですか?
キング カルドブレッサだナ。
桜子 ほほう。1年近く勝ち星のない馬ですが、そのこころは?
キング まずは今年の金杯、8番人気で2着なのを忘れちゃいけないんだナ。そこから小倉〜中京〜新潟と転戦しているが、この馬の得意なコースはココ、東京なんだナ! これまで2戦しかしていないものの、1着1回、2着1回(タイム差なし)と安定している。なにしろ父はジャングルポケットで、その父トニービン! まさに府中の直線で輝くために生まれてきたような馬なのダッ!
桜子 なんだか後半がポエムみたいになってましたが、勢いは伝わってきました。ではではもう1頭挙げるとすれば?
キング パドトロワだナ。
桜子 ええ〜っ、キングさん、さすがにそれはないんじゃないですか?
キング 確かに勝ち星は1000〜1400mまでと距離に限界がありそうに見えるが、そこに惑わされちゃイカン! のだ。母父フジキセキ×父父エンドスウィープと血の流れ的には東京1800mでも走っておかしくない。前走はダートで大敗したが、ひと息入れてここで新味が出ても驚けないゾ!
桜子 キングさん、調子に乗って狙いすぎな感じもしますので、ここは私が締めておきましょう。私の注目馬はダノンヨーヨーです。前走は負けたとはいえ0秒3差。しかも出遅れてのものですから、一時期のスランプは脱出したと見ています。東京では重賞も勝っていますし(10年富士S)、可能性あるのではないでしょうか? ということでそろそろ時間です。キングさん、お願いします!
キング 来週も、見てくれるかナッ?
桜子・キング いいともー!
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有馬桜子:初代ウイニングポストから登場している、才色兼備の競馬キャスター
ホーク・キング:海外競馬コーディネーター。netkeibaとのコラボ特典で登場する限定キャラクター