◆年間で一番楽しいイベントを楽しめずに終わってしまった今年のドラフト…
昨年も書いて読者のニーズがあるのか分からないままになっていたが、今年も自分のドラフトの結果を書いてみようと思う。
私が参加しているのは赤本関係者のグループと、もうひとつのグループの計2グループ。前者はドラフト時に病院の診察が長引き「電話リモコン入札」という結果に。後者は最初から仕事の折り合いがつかずリスト参加。年間で一番楽しいイベントを楽しめずに終わってしまった……。
最終的に取れた馬を、指名理由とともに急ぎ足でお届けしよう。まずは10頭持ちの赤本グループ。表記は母名で。
母シーズオールエルティッシュ→母ポルトフィーノを抽選負けしてのハズレ1位。去年のアドマイヤメテオが使い出しから失敗したので、それが良い経験になると期待している
母エリモピクシー→母ライジングクロスを抽選負けしてのハズレ2位。この順位でなくても良かったのだが、ミーハー血統なので先に押さえておこうと。「小さい」「捻挫した」と言われるがサイズはディープ牝馬なら仕方ないし、不運系の単発アクシデントは逆張りしてみる手もある
母ラヴズオンリーミー→NF取材のときに取ろうと思っていた。下のセリ馬もなかなかいいデキなので、セレクトセール中継を見ていただければ。
母メイキアシー→早めデビュー馬をもう1頭ということで。セレクトの時にちょっと気に入っていた。
母ジェダイト→この際ジェダイトは全部行ってみようかと思う。
以下母ディアウィンク、母キュンティア、母プリティカリーナ、母リリサイド、母ソニンク。
ディアウィンクは全く予定していなかったのだが、「高馬が残っていると取りたくなる」という貧乏性丸出し。もっとも同馬は指名のあと6/18頃入厩という流れになったようなので、結果オーライ。
もうひとつのグループは8頭持ちで完全ウェーバー制。リスト参加なので全くコントロールきかず。
母シーズオールエルティッシュ→こちらでも取れてしまった。
母ライジングクロス→こちらで取れてよかった。6/22デビュー。
母メイキアシー→こちらでも取れてしまった。走ってもらわないと……。
母エリモピクシー→そこまで欲しかったわけでもないのに、こちらでも取れてしまった……。
母ステージヴァージン→現4歳のステージジャンプにセール時注目していたので、その下でちょっと良さそうなこの馬を。
母フォルクローレ→ハービンジャー産駒がもてはやされていた2年前のセレクトセールで、一番良いと思っていたのがこの馬。しかしこのチョイス、まるで馬場オーナーファンだ。
母オンブルリジェール→ポテンシャルはありそうだけどゆっくりめな馬を1頭という意図で。この血統っぽくない馬ではあるが、父が出ているとしたらそのぶん期待できる。
母ジュエルオブザナイト→関東のディープ牝馬は避けていたのだが、リストが枯渇していくうちに取れてしまった。国枝厩舎はフェイバリット厩舎なのでまあ、よし。
正直、2つめのグループは指名バランスがやや悪くドカ負けの予感もしなくはない。しかし勝負はやってみないと分からないもの。皆さんも1年を通じて、縁のできた2012年産馬たちとともに楽しんでいきましょう。