◆レース巧者を信頼
晴れの日は野球やフットベース、ドッジボールをクラス対抗で争う。雨が降れば幼なじみの女の子の家でお話したり読書をする。
小学生の頃の放課後はお空とにらめっこで毎日楽しく過ごしていました。こどもながらに梅雨の過ごし方を心得ていたように思います。
おとなになっても同じではないでしょうか。自然に逆らわずに快適な日々を送りたいですよね。
東京ジャンプSは例年、頭数がそろう舞台。
今年もフルゲートで行われる。
有力勢が拮抗しているなかで注目しているのはハードダダンダンだ。
前走は新潟遠征で減っていた身体が戻り12キロ増。
いくらか戻り過ぎたのかもしれない。前半はいまひとつ流れに乗り切れなかった。
半ばで飛越が安定し立ち回りのうまさを披露。自ら動いたことで甘くなったが昨夏以来の状況を考慮すれば上々だろう。
再度レースがあいて5カ月ぶり。割り引きは必要だろうが追い切りを重ねるごとに動きがよくなっているのが頼もしい。
もとよりセンスは抜群。コースを問わないレース巧者ぶりを信頼する。
オースミムーンは勝ち馬を負かしにいった前走が上々の内容だった。
さすがに昨年、重賞を3連勝しただけの地力の持ち主だ。程よい休養期間で激闘の疲労は抜けたはず。大崩れは考えにくい。
ビービーラッシュは自分の型を持つ。速い流れを追走しても上がりがしっかりしているのがいい。
チョイワルグランパは平地力があり平均的に速い脚を使うことができる。
メイショウヨウドウはとにかく堅実。昨秋以降、暮れの大障害を除けば掲示板を外していない。体重も戻り順調だ。
ネオレボルーションは粗削りな魅力を持ち伸びしろがある。久々の前走を使われたことで上積みも小さくないだろう。
サンレイデュークは安定味にはやや欠けるが混戦なれば浮上が期待できるタイプ。今回のメンバー構成ならおもしろい。