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ラジオNIKKEI賞を解く

  • 2014年07月04日(金) 18時00分


◆1キロの差が大きい

マンションの七夕飾りの短冊が日ごとに増えています。こどもさんの願いごとはそれぞれ可愛いですね。
“五十肩が治りますように”なんて切実なのものや“彼氏をください”という幅広い世代の願望も加わり笹の葉はどんどん垂れ下がっています!

同世代のみでぶつかり合うハンデ戦での重賞。
1キロの差が印象以上に影響を及ぼしている過去を振り返ってみても3歳馬にとってこの時節は重要なのだろう。
成長期と重なると捉えれば馬券対象となった面々の臨戦過程がバラエティに富んでいるのも納得がいく。

ミヤビジャスパーを推す。
体調を崩して毎日杯を自重。過去2戦は復調曲線を描いており右肩上がりでの参戦なのは間違いない。
前へ前へと気持ちを押し出す気性の持ち主。小回りコースにフィットする脚質だ。

ウインフェ二ックスは勝負どころからひと脚使うスタイルで味が出る。
平均的に持続するのであれば小回りコースが程良いはず。いずれにしろこの舞台に映える。

ハドソンヤードは前走、逃走劇を打ちながら急坂を駆け上がり後続を突き放す芸当を見せた。
スピードと持久力に富むタイプで勢いもある。

クラリティシチーはキングカメハメハ産駒らしいたくましさが出てきた。
器用さが増してきたいまならこのコースでも怖い存在になる。

ブレイヴリーはパワーを兼備する先行タイプ。元気がよくコース形態も合いそうだ。

ウインマーレライは少年のように伸び伸びと走るのがいい。距離が短くなり折り合い面の不安もない。

ピオネロは強敵相手でも崩れない安定度がある。型を持たない強さで今回も警戒が必要だろう。

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1992年から2010年までスポーツ新聞社で中央競馬を担当。ラジオ関西・競馬ノススメ(毎週土曜16時30分〜17時)にレギュラー出演するなどフリーランスで活動している。

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