シゲルスダチ、佐世保Sへ向けいい雰囲気
今年の夏は例年以上に暑い…ですよね、絶対。栗東もその例に漏れず、猛暑です。
空の青さは確かにすがすがしく、シゲルスダチの白さとのコントラストはとても素敵ではありますが。とにっかく、あつーい!!!
暑さに強いスダチ
でも、スダチは暑さには強いようで。結構ケロッとしています。むしろ寒い時期のほうが苦手なんじゃないかな。と、思えるほど、元気にしてますよ。
西園厩舎は先週の中京記念、サダムパテックが久しぶりに快勝し、かなりいいムードです。スダチくんが出走予定の佐世保ステークスには僚馬のマイネルエテルネルも出走。こちらは重賞ウイナーなのでクラスは同じでもスダチより格上の印象。でも、それでもいまのスダチならやってくれるんじゃないかなー。たしかに私は毎回、わりといい話ばかりを書いていますが。今回は今までとは一味違う。なんかムズムズといい予感がする。そんな感じなのです。
というのも。帰厩後、スダチが大人しくなった、と書きましたが。それがいい方に出ているように思えてならないのです。今週の追い切りは水曜日の朝イチ、坂路で終われましたが。このときもムチを使わずに55.1-24.6-12.3というタイムを出しているんです。数字だけ見ると、マイネルエテルネルの50.5-24.7-13.1が光りますが。スダチは数字以上にいいムードに包まれている。最近は苦手だった注射もちゃんと打たせるようになりましたし(用心のため、前に担当していた渡辺助手も手伝って2人がかりではありますが…)、走るときの緩急もいいかんじ。顔つきもかなり大人になりました。ちょうどわたしが取材にいったとき、前髪を横わけにしていたんですが。実に凛々しい顔をしていましたよ。ちょっとだけ大人になった。。。そんなかんじです。
大人しくなった?スダチ
それから、最近はサダムパテックの調教をつけている山本助手が調教に乗っていますが、山本助手も「大人になった」とほめていました。そして、ちょうど洗い場に居合わせた渡辺助手も「いまのスダチはかなりいいかんじですね!これは楽しみ」と期待を寄せていました。現担当の塩満助手も「いいかんじですよ。これならいけるんじゃないかな」とニッコリ。これじゃ、期待するな。というのが無理でしょ!?もう、期待しちゃってください!わたし自身もすごく楽しみです。
ちなみに、サダムパテックについては戦前、「心身ともに調子よさそう」と塩満助手が話していましたが、そのとおりになりました。さすがGI馬というところを見せてくれましたね。よかったー。今後についてはまだ未定ですが、秋のGI戦線を見据えてリフレッシュ放牧に出ています。この秋の活躍、楽しみです。