◆逃げ・先行型が不在の一戦
もうすぐ父の13回忌。午年がぐるりとひと回りしたのかと思うといろんなことが頭に浮かびます。
大種牡馬サンデーサイレンスと同じ2002年8月19日に亡くなったんですよねえ、おやじは。
牡2頭を輩出して他界。初仔のほう、もうちょい頑張れよ! って自らを鼓舞しているところです。
今年の関屋記念は逃げ・先行型が不在の印象が強い。
ゆったりした流れからヨーイドンになるのか。
あるいは先陣を切って後続を封印する策を講じる人馬が出てくるのか。
前々で流れに乗るタイプならクラレントが最有力に思えるが馬場状態がかなり悪化するようだと不安もある。
差しタイプで自在性もあるマジェスティハーツを狙ってみる。
僅差で重賞に手が届いていない現況だが器用さがあるからこそ。
新潟のマイル戦は脚質面からフィットすると思え、森騎手の手綱さばきは常に安定している。
コースと使える脚の長さが程良く合いそうな今回は先頭でゴール板を駆け抜ける好機ではないか。
エキストラエンドはレース間隔があいたほうが身体のキレがいい。
前走のような極端な道悪はほとんどの馬が対応するのが難しいだろう。
通常レベルの道悪なら克服できる。
クラレントは先行力と粘りが身上。前々でスムーズな競馬に持ち込めるようなら怖い。
ブレイズアトレイルは地力をつけている。坂を越えて伸び負けた格好の前走から今回のステージは合いそうだ。
ダノンシャークは実績、地力ともに十分なものを持つ。それゆえの58キロ。負担重量との戦いになる。
サンレイレーザーは脚元の関係で慎重に使われている分、着実に力をつけている。自分の型もできてきた。
タガノブルグは年齢的にまだまだ伸びしろがあるだろう。瞬発力に秀でているがスピードも適度に持続できる。