ネージュドールは実戦向きの性格
ねんざで一頓挫あってデビューが延期になっていたネージュドール、いよいよ今週、初陣を飾ります。
新潟の日曜日、芝1600mのレース、鞍上は内田博幸騎手ですね。
ネージュドールの馬主は周知のとおり、元調教師の池江泰郎氏。この春のブリーズアップセールでこの馬の走りを見てとても気に入り、購入。弟子である高橋康之厩舎に預けるに至りました。
ディープインパクト、ステイゴールドといった名馬を育てた池江氏。このレースはネージュドール自身にとっても、馬主・池江泰郎氏にとってもデビュー戦となります。
「嬉しいね。いよいよこの日がきた。いまからワクワクしているよ」と、池江氏はこの日を心待ちにしていましたよ。
ネージュドール
最終追い切りは水曜の朝一番に坂路コースで行われました。時計は54.3-39.0-25.1-12.7。この様子を池江氏もひっそりと見守っていました。
「終いは12秒7だったが動きもよかったよ。それほどいっぱいにやっていなかったけど、この時計が出たのもよかったね」(池江氏)
ネージュドールはブリーズアップセールでゴール板過ぎてもスピードを緩めず果敢に走っていました。いまのところ、いい意味でズルさを感じさせません。管理する高橋康之師も「前向きな気性なので頼もしいですね」とネージュドールが実戦向きの性格であると察しているようです。
それゆえに“とりあえず”競馬を使うのではなく、満を持して、今のタイミングまでデビュー戦を待ったんですよね。
もう、期待はふくらむばかりですが、「とにかく無事に走ってくれれば」と池江氏がおっしゃるとおり。まずはアクシデントなく元気にゴール板を駆け抜けられるよう、祈りたいですね。
発走は8月31日、12時30分。池江泰郎厩舎の調教服を意識してデザインされた勝負服がターフにお目見えしますよ!
池江泰郎氏の勝負服