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戸塚記念

  • 2014年09月08日(月) 18時00分


 黒潮盃で好走した馬は戸塚記念で(4・2・2・2)の好成績を残しており、黒潮盃4着のノーキディングを中心視する。強敵は連勝中のスコペルタ・東京プリンセス賞2着のノットオーソリティ両馬と見たが、川崎2100mになって穴馬の優勝も考えられる。穴馬の筆頭は羽田盃4着のキットピークで、ロイヤルトリニティ・セイントレガシーも軽視はできない。

◎ノーキディングの先行力には粘りがあり、距離が延びてこそ持ち味を発揮するタイプと思われ、乗り慣れた御神本で重賞制覇を狙う。

〇スコペルタは川崎2戦無敗の実績を持ち、意欲的な追い切りをこなし、手の合う繁田騎手なら好勝負になる。

▲ノットオーソリティは東京プリンセス賞の直線で先頭に立ちながら2着に惜敗したが、2100mの川崎コースなら雪辱は可能だろう。

×キットピークは羽田盃4着の実力馬で、すんなり先行すれば怖い存在。

注ロイヤルトリニティは3連勝の上り馬で、中間の調教内容も良く、地元川崎の酒井を起用して好勝負が期待できる。

△セイントレガシーは地元川崎コースだけを使われて(3・2・3・6)の好成績を残しており、距離が延びて鋭い決め手は要注意だ。

◎03ノーキディング
〇05スコペルタ
▲07ノットオーソリティ
×04キットピーク
注08ロイヤルトリニティ
△11セイントレガシー

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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