岩田騎手も期待するレッドアルティスタ
来週はエリザベス女王杯。栗東ではメイショウマンボにヴィルシーナなど、エリザベス女王杯出走予定馬たちはえんじ色の特殊ゼッケンをつけて行き来していますよ。その中で注目しているのは、やっぱりサングレアル。あまりに線が細すぎて、顔も小顔で美人さんすぎて、松田博師といつも「レースに走らせるのがかわいそう」と話しています。
でも!そんなサングレアルさん、ここにきて少したくましくなってきた気がします。秋華賞では明らかに腰骨がわかるボディライン。馬体重よ、減らないで〜!という気持ちで見守るしかありませんでしたが。最近は少しお尻が丸くなってきました。
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サングレアル
「うん、体が少し丸くなってきた」と指揮官。やっぱり、そうですよね!毎日、調教を重ねつつ、カイバも食べつつという普段どおりの日常をこなす。あくまでも、調教を必要以上に加減したり、カイバで太らせようとしたりしない。その積み重ねの中で「いつか、体が減らなくなるときがくるはず」(松田博師)と、いつかくるであろう“その時”を待っていたのです。まだ、その時がきた!というのは時期早々だと察しますが、それでも、近づきつつあるというくらいは言っていいのではないでしょうか。
本番まであと10日。できるなら、もう少しふっくら。少なくともこれ以上減らないで〜と祈るばかりです。
今週日曜の京都の新馬戦(芝2000m)は、メンバーがそろいましたね。その中で注目しているのは、松田博厩舎のレッドアルティスタと松永昌厩舎のラインルーフ。
レッドアルティスタはすごく性格が前向きのようですね。勝負根性がかなりありそう。追い切りの本数が少ないですが、指揮官もすごく期待しているようですよ。追い切りで感触をたしかめた岩田騎手も「乗り味がいいし、能力を感じてる」と楽しみにしていました。これは期待大!
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レッドアルティスタ
ラインルーフは「普段はノソノソしているけど、調教ではしっかり動いている。相手は揃っているけど、面白いと思う」と中山助手。左目だけが白目なところが、ウインバリアシオンと同じなんですよね。担当がバリと同じ竹邑厩務員なので、隣同士で同じ目をしています。それ以外はラインルーフは栗毛だし、体もそんなに大きくないしあまり似ていないのだけれど。ウインバリアシオンがいないあいだ、右の白目とノソノソした動きにバリを彷彿させていました。頑張って欲しいですね!
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ラインルーフ
ニュースにも書きましたが5日、ウインバリアシオンが栗東に帰ってきました。年齢的にも二度も屈腱炎を患ったという状況からも、おそらく残る現役生活はそう長くはないでしょう。なんとかGIを!という気持ちと同じくらい無事に現役生活を終えて欲しいなぁ、という気持ちが沸いてきます。しっかり負荷をかけながら、どれだけ脚元が耐えられるのか。無事、金鯱賞で雄姿が見られることを願ってやみません。
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ウインバリアシオン