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ハイセイコー記念

  • 2014年11月11日(火) 18時00分
 過去10年間で1番人気馬が[2-1-4-3]と苦戦している波乱ムードの2歳重賞だ。今回は万全の態勢で臨むラッキープリンスを中心馬に推すが、決め手のあるストゥディウム・レーザー・クールテゾーロにも優勝のチャンスはあり、展開次第ではオウマタイム・ビービーキャリバーも善戦は可能。

 ◎ラッキープリンスは無傷の4連勝で臨んだ鎌倉記念は3着に惜敗。敗因はやや太目の馬体と道中で挟まれる不利があったためだ。中間の動きの良さから、今回は本命馬として期待する。

 〇ストゥディウムは1600mの平和賞を差し切り勝ちして本格化がうかがえ、2着の実績がある大井コースで重賞連覇を狙う。

 ▲レーザーの持ち味は鋭い決め手で、前走の1600m戦を勝って実力を証明。調教の動きも良くなり、最も怖い穴馬となった。

 ×クールテゾーロは順調に仕上がっており、ペースが速くなるようだと中団からの鋭い決め手が生きる。

 注オウマタイムは自在の脚が魅力で、引き続き繁田なら好勝負は可能だ。

 △ビービーキャリバーは門別での走破タイムが良く、2度目の大井コースで軽視はできない。

◎08ラッキープリンス
〇13ストゥディウム
▲05レーザー
×10クールテゾーロ
注12オウマタイム
△06ビービーキャリバー

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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